キャッシュレス時代
先日、同業者の忘年会で、若い女性が「ペイペイを使わない理由が分からない」と言ってました。
そうなの?一応「Edy」と「PiTaPa」は持っているのですが、意外に使えるところが少なくて、結局現金を出すことがしばしば。
そんなに使い勝手がいいなら、「老いては子に従え」と言いますから、子はいないので若い人の言うこと聞いておこうかしら。
さて、キャッシュレス支払いが普及すると、成年後見事務の在り方にも影響があるのでは?と言われています。ご本人自身がお金を使う場合に、キャッシュレスで支払いたい、という要請もあるでしょうし。チャージ式の場合に、後見人がチャージして、ご本人が使える予算を守ってもらう、ということは可能そうです。お金を渡すと計画性なくすぐに使ってしまわれるようなご本人には、何度にも分けて渡したいけど、渡しに行くのも大変!ということがありますが、そんなケースで威力を発揮しそう。
けれど、クレジットカードのように後払いの場合には、上限額まで使えてしまうので、使用金額をコントロールする必要がある事案では適さないですね。
若い被保佐人が、インターネットでコンサートチケットの決済をするのにクレジットカードが必要だと言うので、保佐人として、クレジットカード契約に同意したことがあります。資力を考慮し、最低限の上限額とすることを、ご本人と話しました。買いたいのはコンサートチケットだけなので、数万円程度使えれば十分とのことで、素直に了解してくれましたが。
新しいサービスをどのように工夫して後見事務に生かすのか、まだこれからの課題です。
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