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2016年8月

何かと思えば

 NHKで、錦織対マレーの試合を観ていたら「ニュース速報」が流れたので、テニス以外の競技で誰かがメダルでも取ったかと思いきや、SMAP解散だと。

 公共放送で急いで知らせないといけないことなのかな?疑問。興味がないわけじゃないけどさ。

 しかし、この件では改めて、テレビとかに出ている芸能人って、その人の力だけで仕事が多くなったりするのではないと分かりましたね。マネジャーの営業努力や、事務所の影響力の占める部分のほうが大きそうです。司法書士の仕事、特に登記などは、誰がやっても結果は同じ。引き立ててくれる人やネームバリューによって、仕事が増えたりするのは当然のことと思えますが、芸能人って一人一人の個性を買われる仕事のはずだから、その個性が高価値であると認定されたなら、事務所がどこでも違いなど出ないような気がするのに。

 念のため説明しておきますが、誰がやっても同じ結果が出る登記の仕事も、報酬は司法書士ごとに異なりますし、結果に至るプロセスがどの程度洗練されているかとか、登記結果の周辺知識の充実具合など、もちろん個人差は生じ得ます。

 それにしても、どうせ解散するなら、すぐした方が楽そうです。今や5人で仕事するのも気まずいでしょにねぇ。

暮らしに起こること

 成年後見人をしていると、本当に種々雑多な仕事をすることになります。なぜなら、人生に起こりうることは全て、本人に代わって成年後見人が対処すべきことになりうるからです。

 で、この一週間は色々ありました。

 エアコンが壊れたので、生死に関わるかも知れず、急きょ付替え。窓の桟の下に出来上がっていたあしなが蜂の巣の駆除。寝室をイタチが走り去るので、捕獲。空き家の裏口の戸が壊れて物騒なので、修理。

 もちろん、いずれも自分の手で対応したのではなく、「手配」をしたものです。しかし、エアコンを買ったことはあるので悩みはしませんが、それ以外は、自分の暮らしで経験したことがないので、どこで手配したら良いかもわからず調べるところから始めなくてなりません。

 実は、後見業務って、こうしたことの積み重ねです。

おんなとおとこ

 東京都民ではないし、大阪ではずっと以前に太田房江知事が誕生していたのですが、小池百合子東京都知事誕生には感慨を覚えてしまいました。これまで、小池氏のことなど考えたこともなかったのに。

 全てがうまくなど行かないでしょうが、今の日本の女性の代表みたいなもんですから、個性を失わずに頑張ってほしいと、素直に思います。

 2か月ほど前に、同業者とのお酒の席で訴えたのですが、男性の中には、「女性に指示・意見などされたくない」という意識がこびりついている人がいると感じています。また、そうした男性は、自分の中にそんな意識があるなんて、思ってもいないのだろうと見受けられることも特徴です。

 まぁ、本当のところは分かりっこないわけですが、女性の上司というものに、世の男性が慣れるにはまだ一定の時間が必要なんだろうな、と思っています。でも小池さんが、その時間を短縮するのかも知れません。

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