明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
暦の並びのせいか、まだ七草がゆだというのにお正月気分はすっかりなくなってしまいました。
関わりのある人の入院情報が相次いだこともあるかも知れませんが・・・
さて、4日の仕事始めに、久しぶりに、銀行へ成年後見人の届出に行きました。
わたしは通常、事務所を成年後見人の住所として、成年後見登記をしてもらっています。
今回もそうなので、準備した物は下記の通りです。
1,成年後見登記事項証明書
2,司法書士会員証(登記事項証明書記載の住所が確認できる)
3,運転免許証
4,司法書士職印証明書(印鑑証明書の代わり)
5,司法書士職印(実印の代わり)
6,銀行に新たに届出る印鑑
本当は、実印などなくっても、後見登記事項証明書の「成年後見人」事項に記載されている人間と、わたしが同一かどうかを確認できればいいはずんなんですが、制度スタート時から、なぜか印鑑証明書の提出と実印押印を求められるという実務が続いています。何年か前に、ゆうちょ銀行のみが、印鑑証明書を求めなくなりましたし、全国銀行協会もそのような見解を発表しているのですが、なかなか改善されていません。・・・でした。
ところが、一昨昨日、三井住友銀行へ行った際、上の1~6を提示したところ、3があるなら、4,5は不要と言われたのです!それも当たり前みたいに!えー、今までご無体な要求をしていたくせになぁ、完全に棚に上げてるなぁ、と思ったものの、ともかく歓迎すべき変化です。「あらそう」と印鑑証明書を引っ込めました。
そうか、そうか、ついにそういう時代になったのかと、嬉しい気持ちで、次に三菱東京UFJ銀行に行きました。もうオチは分かりますよね。4,5を出さなかったら、「印鑑証明書はお持ちですか?」と催促されてしまったのです。「三井住友では要らなかったよ」と言おうかと思いましたが、窓口で戦ってもすかされるだけ。無抵抗で「ありますよ」と差し出しました。
大阪に住まう者にとって、住友銀行と三和銀行が圧倒的に身近な金融機関で、あちらこちらに支店があったし、知り合いも結構勤めていたりします。何かにつけ、二行を比べてしまうのですが、成年後見人の届出に関しては三井住友銀行の勝ち~、でしょうか。