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2014年12月

「その女アレックス」読了

 年末恒例の「このミステリーがすごい」ほか、4冠とか6冠とか言われている「その女アレックス」を読みました。

 そんな暇があったんかい!と、どこかからツッコミを入れられそうですが、うっかり読み始めると、面白いミステリーを止められるはずがありません。

 ネタバレはしませんが、評価は肯けるものでした。犯人は分かっているから、謎解きではないのですが、終盤になると、前半の伏線を探すのにページを繰ってしました。登場人物の魅力、とかではなく、ストーリー立ての勝利でしょうか。わたしにとっては新鮮でした。

 読み初めは、訳文がわたしには合わないなー、と思ったのですが、読んでいるうちに慣れました。そう言えば、少し前に池波正太郎を初めて読んだ時も、「この文体、嫌い」と思いましたが、そのうち慣れましたっけ。「剣客商売」シリーズです。読んでるうちに、登場人物の口調が聞こえてきそうな気がしました。

 年末年始、読むべき資料や業界本は山積みですが、心を飛翔させてくれる娯楽本漬けになってしまいそうですねぇ。

ジェルネイルとの相性

 乾燥体質のせいか、爪の縦じまがあんまりにひどくて気になっていたとき、ジェルネイルをお試しで施術してもらえる機会があり、挑戦しました。

 ピンクベージュのグラデーション、という地味そのもののデザインですが、とってもきれいになったので嬉しくなり、それから続けて2回、通しで2か月強、オシャレな指先を楽しみました。

 ところでジェルネイルをはがすときは、電動の道具で粗方削ってから、アセトンという薬剤を浸したコットンを爪に乗せてホイルで巻いて、しばらく置くのです。そうすると、ジェルがペロッと剥がれるという寸法です。もちろん、ネイルサロンできちんと落としてもらったのですが・・・

 そもそも普通のマニキュアを落とすときも、除光液のせいで爪がカラカラになるのに、そんなことしては「ダメよ~、ダメダメッ」に決まってますよね。案の定、爪の白い所がどんどん増えていく「爪甲剥離症」が現れてしまいました!すぐに皮膚科に飛び込みましたが、特効薬はどうやらなさそうな感じ。日にち薬かなぁ、と思っていますが、インターネットで検索すると、長期間悩んでいる人も多い様子です。

 爪があまり強くない、と自覚している人は、ネイルは止めておいた方が良さそうです。皮膚科の女医さんは、「ああいうのは勧めないね~」と言っていました。爪甲剥離症が完治したら、また報告したいと思います。

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