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三つ子の魂・・・

 つい最近、自分自身の通知表を見る機会がありました。

 小学校時代は項目ごとに、「よくできた」「できた」「がんばろう」の三段階の絶対評価です。ボールペンのキャップのようなもので、赤い〇が付けられています。今の子はどんな通知表をもらってるんだろ?運動会の徒競走と同じで横並びだったりして?

 まぁ、そんなことはどうでもいいのですが、興味深かったのは担任の先生の自由コメント欄。低学年の時は「線が細い」とか「おだやか」とか書かれているのに、3年生くらいから「私語が多い」「勝気な面が出てきた」などと、ちょっと扱いにくい子供を思わせる記述が・・・ 特に、授業中のおしゃべりについては、高校の通知表でも注意(保護者への苦情?)されていました(^_^;)

 春に、女子3・紳士1でゴルフに行った時も、紳士から「ほんま、よう喋るな~」と呆れられてしまいましたので、口を閉じている時間が短いのは幼少の頃から続く性癖のようです。

 先日も、任意後見契約を検討してくださっているご夫婦と、これからの進め方を打ち合わせしている最中、奥様のお話を聞きながら、しょうもない茶々を度々入れてしまいました。初めてお会いしてから、もう10年近くが経っているので、つい気が緩んでしまうようで・・・ そう言えば、通知表には「冗談が好き」というコメントも三回ほど見かけましたっけ。

 で、このご夫婦とは、ずっとつかず離れずで連絡を取り合いながらも、まだ契約締結には至っていません。機が熟していない、ということと思っています。

 任意後見契約は、あくまでも委任者の自発性が重要ですから、促すことはしないと決めています。特に、ご夫婦ともにお元気なので、どちらかに判断能力の衰えが見え始めても、もうお一方が申立人になることで法定後見の利用もできる、という安心材料もありますし。

 こうやって、ある意味ダラダラと(失礼!)関係を続けられるのは、その間の相談報酬についてきちんと決めているから。本格的に検討を始めることになった時点で、こちらからお話しさせていただきました。報酬の設定方法は様々だと思いますが、こうした合理的なことを理解していただくことも、任意後見契約の利用の際には必要なことだと思っています。

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