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配慮?

35歳の独身女性都議会議員が晩産化対策について質問している最中に、「早く結婚したほうがいい」などのヤジが飛んだ問題。ヤジを飛ばした議員は「配慮が足りなかった」と謝罪しています。

 配慮ね~、何だか上から目線ですね。別に、あなたのような人に気遣ってもらう必要ないけどね、とわたしは思います。この騒動は、ただ単に、その発言者(放言者)が前時代的な感覚であることを露呈させて、赤っ恥をかいただけで、その言葉で傷ついた独身女性などいないんじゃないかと思っています。

 司法書士業界でも、こんな発言はあります。

 お酒の席で、「あの人独身やで」などと裁判所の女性職員のことを揶揄するような発言を耳にしたことがありました。「そういう話は、わたしは居心地が悪い。こんなことだから、司法書士界は男社会と言われる。女性を活用、などと表向き言っていても、実態がこれでは嘘八百と一緒」と文句を言うと、その言い訳は「司法書士は酒の席でも仕事の話ばかりで面白みがないと言われているので、仕事以外の話をしようとしている」ということでした。貧困な発想です・・・

 ある集合体に、独身の男女が1人ずついるからといって、何かと2人を結びつけた話題に持って行こうとしたり。あまりにむかついて「ここって大人の集団ですよね」と嫌みを言ったこともあります。

 それにしても、当のヤジった議員は議員の資質に欠けますね。騒動になった後、しゃぁしゃぁと自分ではないと否定発言をするなんて、逃げ切れると思ったんでしょうか。見通しが甘すぎますよね。

 それから、司法書士にも常識のある男性は大勢いますので、念のため。

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