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2014年1月

郵便局再配達の怪

 すっかりネットショッピングの便利さにはまってしまいました。

 以前は、通信販売って商品の品質も分からないし、敬遠していたのですが、商品の品質を知っているモノ、要は日用品を買うのには何の心配もいらないし、買いそびれても夜中に発注できるから、こりゃ便利なんてもんじゃありません。使わない手はない!です。

 同じ通販サイトでも、購入商品の配達業者は色々のようなのですが、この度のお買い物のお届け人は日本郵便。ちっちゃいモノなので、郵便受けに入るか、それが無理でも宅配ボックスに入ってるはずと思っていたら、何と不在票が入っていました。

 翌日、たまたま配達員さんに出会ったので「郵便局は宅配ボックスを使わないことになってるの?」と聞くと「いえ、僕なら使いますけど」ということで、ふーんって思いながら、ともかく再配達のオーダーを掛けなければなりませんが、当然日中には頭が回りません。夜中になって思い出します。

 で、ここからが本題ですが、24時間受付電話、インターネット、いずれの方法で再配達を依頼しようとしても、作業を進めていくと「日中連絡可能な電話番号」を伝えなければならないようです。でも不思議なことに、事前の説明書きには一切電話番号が必要なことは書いていないのです。なぜなのでしょう。

 電話番号を極力人に知られたくないわたしとしては、この用事のために電話番号を日本郵便に知らせる気にはならないので、今のところ放置中。

 それにしても、そんなわたしの変なこだわりを見透かしたような、日本郵便の「電話番号を書かせることを省略した再配達依頼の説明文」。なぜなんだろう、ホントに。後ろめたいのか?

勉強会?懇親会?

 先輩同業者と、来月から始める私的な勉強会の打ち合せ。

 司法書士法施行規則31条に基づく業務について、実務面から検討しようという試みです。既に全国に先駆者は大勢いて、参考になる情報は多いのですが、そうは言っても、目から入る情報を受け取るだけ。もっと肌身で実感しながら、与えられるだけでなく、自分たちの頭で実務の工夫をしていきたい、という話になっています。

 しかし、好きで始める勉強会ですから、参加者も当然日頃付き合いのある、志向の同じ者同士ということになります。おまけに、類は友を呼ぶのか、楽しくお酒を飲める仲間でもある。勉強会と称して集まっても、毎度毎度懇親会で盛り上がってしまいそう。ということで、飲み会は年に一度にしようと、まず第一にそんなルールが決まりました。

 31条1項は「当事者その他関係人の依頼又は官公署の委嘱により、管財人、管理人その他これらに類する地位に就き、他人の事業の経営、他人の財産の管理若しくは処分を行う業務又はこれらの業務を行う者を代理し、若しくは補助する業務」。成年後見業務が該当しそうですが、そちらは2項に定められています。それらは似て非なるモノ?その辺りもよく分かっていませんが、一定程度積んできた後見業務の経験を生かしつつ、頭の切り替えをして、業務の幅を拡げられるよう、懇親はほどほどに勉強したいと思っています。もちろん、打ち合せはお酒抜きではできませんでしたが(^0^;)

 ところで、今日のアクセス件数が異常に多いのにびっくり!昨日書いた記事がちょっとセンセーショナルだったのでしょうか。先輩から「酔っ払って書いたやろ、論理が飛躍してる」と笑われてしまいました。

社会との約束

 リーガルサポートの臨時総会が開かれていたので、ちょっと忙しい週末でした。アルコールとカロリー、共に摂取過剰かも知れません(^_^;)

 リーガルポートは定款に、会員の成年後見業務の受託事件の報告書提出義務を定めています。http://www.legal-support.or.jp/legalsupport/rule_doc/rule_pdf01.pdf

 すなわちそれは、社会に対してそのことを約束しているということだと思うのです。その約束をどうしても守らない会員を除名するという決議をするための臨時総会だったので、仲間内のことと捉えれば辛い対処とも言えますが、外からどのように見えるかを理解すればすこぶる当然のことと思われます。

 リーガルサポートは、公益社団法人として税金面で優遇を受けながら、公益法人としての責務を果たさねばなりません。世間への約束=定款は、守って当然、それを為したからと褒めて貰うことでもないと思います。認められた定款を守ることは、倫理的な課題ではなく、最低限の義務なのです。

 当初は社団法人だったところ、途中で法改正もあり、公益社団法人になったので、そんなつもりじゃなかったという会員もいるのかも知れませんが、それは内部では通じる話であっても、世間では通じないはず。

 日頃は、「○○の常識は世間の非常識」などと面白おかしく揶揄したりしているのに、自分のことになれば棚に上げてしまうのは恥ずかしいことです。仲間ルールを振りかざすのではなく、社会で受け入れられる常識で規律することが求められていると思います。

 で、それを見届けるだけでエネルギーを使ったようです。で、補うためにのぞみ号のなかで飲食をしている。そういうことのようです。

Wi-Fiデビュー

 未だガラ携なので、Wi-Fiっちゅうのに無縁だったのですが、ついに新幹線内の無線LANで使用することができました。その気になって調べてみれば、なんだ簡単!速度は遅いけど、トンネルとかが関係なく繋がるので便利です。ますます新幹線の中が快適に♪

 でも今日は、週末暖かそうだし邪魔になるからとストール類を持っていないので、膝掛けがなくって失敗しました。コートを畳んで膝に置いています。

 それにしても「ガラ携」って、変な言葉。初めて「ガラ携なんですね」って、わたしの携帯電話を見て言われた時、『どこにも柄なんか付いてないけど』と内心でツッコみました。

シエスタ効果

 お昼ご飯を食べ損ねたので、帰宅するまで待ちきれず、夕方近所のカレー屋さんでカレーを食べて残業頑張ろうとしたら、机に戻ると強烈な眠気が襲ってきて30分ほどお昼寝、いやお夕寝をしてしまいました。

 起きてみたら頭すっきりで、そこそこ作業は捗るし、日付が変わっても全然眠りたくありません。30分の睡眠でも、大変な効果です。適度なお昼寝は、午後の作業効率を上げると言いますが、それが数時間ずれてしまったような感じ?嬉しいような、明日のことを考えると困ったような・・・

 さて、財産を持っているお爺ちゃんが、孫4人に公平にお金をあげようと思って、100万円ずつ贈与したとします。あり得る話ですよね。

 でも、この4人の孫が、長男の子1人と次男の子3人の場合、子である長男と次男の間で見れば、長男側100万円、次男側300万円となって、長男からは不公平に見えてしまいますね。

 孫への贈与は、相続の際に不公平を調整する「特別受益」には当たりませんから、どうすることもできません。お爺ちゃんとしては、子供からどう見えるかも、考えても良いかも知れませんが・・・

賀詞交換会

 大阪司法書士会の新年賀詞交換会がリーガロイヤルホテルで行われました。

 わたしが知る限りでは、初めてのイベントです。運営の執行部、事務局は大変だったことと思います。

 大半は司法書士ばかりで、外部の来賓の方は一部です。自分が所属する団体のこういう会に参加するのは、久しぶりに会える人もいたりするし、それなりに楽しいし、手持ちぶさたってことはありませんが、他団体の会に参加するのはしんどいですよね。知っている人がそれなりの人数いる、とか、よっぽどの社交的でお話し上手じゃないと。わたしには到底無理。職務で行かなければならなかったら、出席した証拠だけ残して早々に退散してしまいそう。

 そういう意味では、主催者側は、来賓の皆さんが所在なさげにしていないか、目配りする必要がありますよね。

 それにしても、大学のチアリーディングのパフォーマンスの披露があったのですが、ちょっと違和感。女学生さんたちは元気で何も文句はありませんが、何だかやっぱり「おっさん目線」を感じました。応援団ならいいのか?と聞かれると、応援団に「おばちゃん目線」は対にはならないから、別に良いと思いますけど。

 でも、お酒を配ってくれるコンパニオンさんが御御足のきれいな女性であることは、当然だろうと思うし、これがむさ苦しい男性だと美味しさ半減。この辺り、どう整理して考えれば良いのでしょうね?と自分に問いかけてみます。

 ANAの外国人を模したCMが批判されているそうです。これなんかも見る人によって受けるメッセージは異なるということですね。一体どんなCMなのかぜひ見てみたい。

天賦の才

 日経新聞の「わたしの履歴書」。今月は指揮者の小澤征爾さんです。とても面白くって、毎日楽しみにしています。

 才能があるって、こういうことなのだろうと思います。本人は決めた道に一途に努力できて、周りの人も協力せずにはおられない。そして、当然のことながら順風満帆に来たわけでもない。

 さしたる障壁もなく進んだ道は、さして高いところへは到達しないようにも思えました。

 あー、一度小澤指揮のベートーベンかマーラーを生で聴いてみたいなぁ。

消費増税前夜

 ウォーキングに出掛けるのに、帰りにパンを買おうと500円玉をポケットに入れて出かけました。ちょっと遠回りをすると美味しいパン屋さんがあるのです。

 さて、「500円しか持ってないんだよ」と暗算しながらパンを選んでいたら、よくよく値札を見ると外税表示!気づいて良かった~内税だと思って足し算していました。

 で、再計算を試みますが、一つ一つが丸い数字ではないややこしい値段がついてるから、簡単に1.05倍できません!!買いたいパンを選ぶと微妙に500円を超えそうで、泣く泣く絶対安全な値段のものにチェンジすることに。

 消費増税の対策で、外税表示は増えるのでしょうね。8%なんてめっちゃ暗算しにくいじゃないですか。携帯電話の電卓機能を活用することになるのでしょうか。「いくらか分からない」っていうのは、消費の抑制につながりそうです。ちっちゃなところで。

 年が明けてから、いくつかご相談内容に関して、想定される手続きとそれを承った場合の報酬の提示をしました。提示内容でご依頼いただいても、報酬請求の時点では消費税が上がっている可能性は大!です。一応「消費税は別途申し受けます」の表示はしているものの、受託時に再度説明をしておいた方が安全なのでしょうね。

 実は、かなり前に決めている報酬で「財産額の○%(消費税込)」となってしまっているものがあります。これなんかは、消費増税に伴い、実質値下げということになると考えざるを得ないのでしょうね~ 読みが甘い

 というわけで、あまり消費税率を変えないで欲しいと思います。以上。

 追伸。もしかして4月1日をまたぎそうな仕事は、3月中に請求書を発行した方が依頼者にはメリットなのでしょうか。委任の報酬は後払いが原則ですけど。どう考えたらいいのか、誰か教えて。

4親等内の親族

 法定後見の申立は、「本人、配偶者、4親等内の親族・・・ができる」と民法7条で定められています。

 先日相談に来られたのは、グループホームに入っている認知症の女性の、亡くなった夫の、兄の配偶者でした。遺産分割協議を行う前提として、その女性に成年後見制度の利用が必要と助言を受けられて、当事務所を訪問されたのです。

 法定後見申立を前提にお話をお聞きした後、はて?申立は誰が?と考えると、今面前におられる、ご本人の亡き夫の兄の配偶者は、4親等内の親族ではないような・・・ご本人と相談者との関係には「婚姻」が二度入るので違いますよね~親族は、民法725条で定義されています。6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族、と。

 ご相談者の夫=ご本人の亡き夫の兄が2親等の姻族で、申立できるので問題はありませんが、ちょっとうっかりしていました。

 この件は、ご本人を取り巻く皆さんが納得された上で申立をしたいとのことでした。申立をするには、申立権者が一人いればよいのですが、現実の事務を円滑に運ぶには、やはり周囲の皆さんの了解があることが望ましいのは事実。ご本人の生活に支障があるわけでないのなら急ぐこともないでしょう。

 相続手続は、法定後見の申立動機の18%弱を占めています。本人の利益ではありますが、必ずしも本人のために必要な場合ばかりとも限りません。相続手続をしなくても生活が成り立っている場合もあります。ただ、さらに新たな相続が開始したりすると、話がややこしくなるという、関係者全体のコストの問題はあると思われるので、その点説明をしておきました。

郵便が届かなかったら

 有料老人ホームに入居中の方に年賀状を出しました。ここ数年、その方に送っています。その方からもいつもいただいています。

 ところが、今年は「配達準備中に調査しましたがあて所に尋ねあたりません」と返ってきました。

 同じ住所で毎年届いているし退去されたはずもないので、再度郵便局員に託けると、今度は「ここの建物にはポストがあるわけでなく、施設の受付に届けたら、本人の受領の意思が確認できないということで持ち帰りました」とやっぱり返してきました。

 しかし、この建物には集合ポストがあって、部屋番号毎に配達されます。「受け付けに持って行った」という話からして合点が行きません。仕方なく、配達区域を管轄する郵便局へ電話すると、以前に施設側から当人は所在しないとの申し出があったので、全ての郵便物を差出人に返送しているとのこと。

 ほんとに?いつから?

 「ほんとう」「わからない」って、分からないはずはないでしょうが、わたしには言えないってことと理解して、電話を切りました。

 一応、この旨ご本人にお伝えしておきましたが、いつも来る年賀状が一通も届かないのでおかしいと思っていたとのこと。年賀状は、日本郵政もおっしゃる通り、皆の楽しみ。昭和の生まれならなおさらです。

 それに、お年寄りには、年金事務所をはじめとして役所からのお知らせなども結構たくさん送られてきます。後見人をやっていて実感するところ。なので、そういう郵便物を受領できていなかったとしたら、色々不都合もあるかも知れません。どこで起こったミステイクか分かりませんが、何てことでしょう。

 郵便物は、色々なシステムの中で、きちんと届くことが前提とされています。だから、ミステイクは許されないのです。という意味では、もう少し料金を上げてでもサービス向上をしてもらうのが良いのでは?と思ったりしますが、いかがでしょうか?

 ところで今日はえべっさん。今年も行く気がなくって、数年前の笹が書棚の上に立てかけられています。こんなのって良くないのでしょうね・・・ 50代は自由時間を確保する努力をしようと思います、って、わたしの自由時間はゴロゴロする時間ではあるのですが。

知命とは

 明けましておめでとうございます。今年は、少しは投稿回数が増えるでしょうか?

 さて、昨年「知命」を迎えました。実は、そんな言葉は知らなかったのですが、50歳の「不惑」に相当する言葉があるのでは?と調べたのです。去年も今年も、プライベートの年賀状に使ってしまいました。

 天命を知るとは、自分がなすべき使命を知ることだと教えてくれた人がいたかと思えば、自分は何者でもないことを知ることだと諭す人もいて、なかなか奥の深い言葉のようです。

 わたしは何かを知ることができるのか、楽しみでもありますが、何よりももう一年を切っているので、ねぇ、心配です。

 年末から気になっているニュース。冷凍食品への農薬混入事件です。加ト吉のうどん以外に冷凍食品を買うことはないので、自分のこととして不安があるわけではないのですが、グリコ森永事件を思い出して空恐ろしいです。初めは、直に混入経路が判明するのだと思っていたのに。

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