ようやく梅雨空
生きて行く上で起こることを「いいこと」と「わるいこと」の二つに大雑把に分けたとして、「わるいこと」が起こった時にどのように振舞うかでその人が分かるような気がする今日この頃。近々、わたしは嫌な場面に居合わせなくてはならないけど、いただけない振舞いなどしませんように
早々と梅雨入りしたわりに、真夏日が続いていましたが、今日は「これでもか」っていうくらいずっと雨が降っています。水不足は嫌だし、梅雨には梅雨の天気でいてもらいたい、と思いますよね。鬱陶しくても。足がグチョグチョでも。髪がボワボワでも。
さて、ある日被保佐人の女性に「選挙っていっつも行ってるんですか?」と尋ねてみました。実は初めての質問です。若い彼女は関心がないだろうと、思い込んでいたような気がします。近時の成年被後見人の選挙権回復の話題から、聞いてみたいと思ったのです。答えは「うん、行ってるで。ハガキが来るやろ」でした。では、どうやって候補者を選定しているのか、と気になりましたが、それを聞き始めると深みにハマりかねないので、「そうやね、ハガキ来ますね」と相槌を打ちました。
それなりに長い付き合いになる女性ですが、まだまだ知らないことがあるものです。
この方はわたしより年下なので、いつか、ご本人より若い人に保佐人を交代してもらうことになるのだろうと思っています。若年の頃から成年後見制度を利用される場合には、後見人等の交代はあり得るものと考えるのが適切ではないでしょうか。本人よりさらに若い人を後見人等に選任しようとすると、無理が生じそうな気がします。幾分かは人生の酸いも甘いも噛み分けていることは、後見人業務に結構必要だと思っています。講義などでは説明しにくいことですけど。
わたしもそれなりに噛み分けてきたつもりですが・・・まだまだ修行が足りないかなぁ。