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デコポンにはずれなし

 柑橘類が店先で目立つ季節です。父が紀州出身だったので、みかん系には恵まれて育ちました。(梅干しにもうるさいですけど・・・)

 でも、デコポンなんて昔はなかったよな、と思います。それもそのはず、1991年から「不知火」という品種中、一定の基準を満たしたものだけをデコポンと称して出荷するようになったんですって。あまりスマートな姿ではないデコポンですが、しっかりした甘みで皮も剥きやすく、知らず知らずのうちに手を伸ばしてしまいます。

 puっちゃん曰く「デコポンにはずれなし」です。安心して買えます。いちごなど、いくら匂いをくんくん嗅いでから買っても、食べてみたら全然味がしなかったなんてことは、誰にでも経験あるのでは?

 最寄りの地下鉄の駅を上がると、果物を乗せた軽トラが停まっていることがあります。段ボールに書かれた値段はかなりの低価格で、人だかりがしている時間帯も。二週続けてデコポンを買い求めてしまいました。格言通りはずれはなく、とても美味しかったです。

 日本の農業の将来が最近話題になっています。門外漢でよくわかりませんが、消費者としては、遠距離を移動してきた農産物よりも、近くで採れたものの方が美味しそうな気がしますし、工業製品にも言えることですが、日本人の細やかな心遣いに慣れてしまうと、外国製のものにはがっかりすることがあります。

 デコポンのような優秀なものを生産していれば大丈夫じゃないのかな?と素人としては思ってしまいます。

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