秋よ来い
そろそろ秋風が吹いてくれてもいいんじゃないの?と愚痴の一つも出ようかという、しつこい暑さです
阪神タイガースにはとうに木枯らしが吹いたっていうのに・・・今は試合結果を知りたくもありませんね。
さて、来年4月に障害者自立支援法が障害者総合支援法に変わって、そこにも市民後見人の育成及び活用が、市町村の障害者を支援する事業として規定されたそうです。
わたしのこれまでの経験では、障がい者の後見人は認知症高齢者の後見人よりも難しいというのが感想です。認知症高齢者の方については、これまでの人生や考え方について理解を深めやすいように思えるのです。知的障がい者の方にも関与していますが、想定外のことが認知症の方よりも多くて、接し方に失敗したこともあります。
市民後見人が一躍持てはやされている感もありますが、その具体的活用については慎重に判断しなくては、支援する市民後見人も支援される本人もしんどいことになりかねないと思っています。もちろん現場では、市民後見人が選任されることが適切な事案であるかどうかの見極めは行われていくのでしょうけれども。
そういう意味では、市民後見人の活用が広まるからと言って専門職が後見業務に関与しなくても良いということではないのでしょうねー。