空腹に耐える
お鮨屋さんが「空腹が頭と健康にいいらしい」というのです。こっちはカウンターに座って満腹を噛みしめてるところだというのに。
夜中に目覚めてふと「ワークライフバランス」という言葉を思い出しました。仕事に少し傾き続けていると、バランスを取るために、服を買ったり美味しいもの食べに行ったりするのでしょう。手っ取り早いバランスの取り方です。
それにしても、夜中に目が覚めたのは多分お腹いっぱいだったから。今日の頭の働きや如何に?取りあえず夜までは何も食べずに頑張りましょう。
先週、日本成年後見法学会の総会後に学術大会があったそうです。東京なので行ってはいませんが、権利擁護よりも本人の意思決定援助を重視すべき、という話の流れだったそうです。ですから、行為能力を制限する「成年後見」ではなく「補助」中心に利用すべきという話もあったとか。制度そのものを三類型から一元化へという主張もかねてからそれなりになされています。
申立て準備中の事案で、診断書が「保佐」で出ているのだけれど、その人の暮らしぶりから取消権はまず必要ないし、あるトピックへの対処のために代理権が必要なだけなので「補助」で申し立てすることを考えています。家庭裁判所はどう対応するでしょうか?診断書重視は相変わらずですかね?申立の予約の電話の時「診断書と申立ての類型は同じですか?」と必ず聞かれますが、事理弁識能力の判定は最後は家裁がするべきと思っています。もしもそれは医師にしかできないというなら、常に専門医の鑑定をするべきだろうし。しかし、鑑定率はまたまた下がっていました、最高裁の公表資料では。