人間の尊厳を求めて
体がぼよぼよするので、久しぶりにヨガマットを出してきて、伸びてみたり捻ってみたりしたけれど、その動き具合が以前とは全く異なっていて、呆然としてしまいました。
呆然としないために、体重計に乗るのを差し控えていたのに、思わぬところに落とし穴です。足先を手で掴めなかったり、手と手が握れなかったり、ひどいものです。坂を下るのは簡単だけど、上るのにはどれほどの努力が必要か
さて、昨日は小賀野晶一先生の「成年後見と医療 民法からの情報を参考にして」というお話を聞きに京都へ出かけました。成年後見制度が「身上監護」を取り入れることについての研究者の論戦のお話もあり、興味深くお聞きしました。小賀野先生は最近「民法と成年後見法 人間の尊厳を求めて」という著書を出され、その中でも身上監護の重要性について説いておられます。成年後見に関わる方は、ぜひご一読を。
小賀野先生の後は、「認知症の症候例」というタイトルだったと思うのですが、認知症の研究者の発表で、日本語と英語ともしかしてドイツ語も混じっていたのか、ともかく難しすぎてさっぱり分かりませんでした。聴講者は医療関係者が前提だったようなので止むを得ないのですが、ここまで人の話が分からないとは、凹んでしまいます・・・