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市民とは?

 今日は東京で開催されたシンポジウムに参加しました。市民後見人をテーマにしていたからです。その中で、進行役の方が「市民後見人の市民とは、○○市民という意味ではなく、citizenですよね」と指摘され、あっそうか、これまではっきり認識していなかった、と気づかされました。

 国家を構成する市民がこれからどんどん増える後見人の一翼を担うということなのです。ある意味自然の流れのように思われます。

 ホテルで、震災で家族を失った子供たちのドキュメンタリー番組を見ています。泣き過ぎて明日の目の下が心配です。レベルは格段に違いますが、幼稚園の頃、母が入院して弟と二人で母の実家に半年ほど預けられました。毎晩「ママが死んだらどうしよう」と思いを巡らせて寝つきの悪い子供でした。画面の子供たちの気持ちが少し想像できる気がしました。

 震災の残した傷跡が消えはしないでしょうから、一人で背負い込まないで、と切に願い、しんどさを皆で分かち合う社会を作りたいものです。

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