茗荷はどんな姿で?
茗荷がどんな風に自然界に存在しているかご存知でしたか?蛙の卵を25歳の春初めて見た純正都会っ子の私が知るはずもなく、地面にひっそりとあの姿で生えているのを見て驚きの声を上げてしまいました。だからと言って、特段具体的イメージがあったわけではありませんが。
仕事で長野を訪れた際、茗荷のほかにブドウや桃、リンゴ畑を案内していただき、もぎたてを食べさせていただきました。丁寧に作られた果物はいずれも美味。作り手の方は、熟した果物ばかり食べているので、そこいらで売っているのは食べられない、と仰っていました。贅沢なことですね。けれど、農作業の肉体的厳しさと経済的リスクは相当なようでもあります。後継者不足で放棄地が散在しているそうで、美しい里の姿も虫食いのように荒地が混じっていました。農業政策をしっかりと考えてもらわないと、と消費者としても切実に思います。
自然が残っているということは、自然と闘うということでもあるのでしょうね。そして、自然の影響を、良いものも悪いものも、ゼロにするということはできないのだろうし、それを目指すと最後はマトリックスの世界になってしまう???
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