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後見制度支援信託 続報

 あまりやばいことを書くなよ~、とハラハラしている先輩の顔が目に浮かびます。なぜなら、リーガルサポートはまだ意見を発表していないからです。

 日弁連は要望書を公表したようです。

 http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/110210_2.html

 成年被後見人の資産の安全確保と、本人の生活の質向上のためにお金を使うという考え方(これは制度の理念であると理解しています)との、調整の問題であると、わたしは捉えています。本人の資産を流用するのを封じ込めることができるのかも知れませんが、方法としてはかなり大胆、反対に有意義にお金を使うこともやりにくくなってしまうような気がします。

 3月に入ると、日弁連、大阪弁護士会、でそれぞれシンポジウムが開催され、リーガルサポートの司法書士も登壇することになりました。その頃には、リーガルサポートの意見というか要望もまとめられて公になるでしょう。

 実際にこのスキーム利用が相当と判断されるケースはどれくらいの割合になるとの心積もりなのか?家裁にはぜひお聞きしたいです。

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