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遺言の検認

 自筆証書遺言は、というか公正証書遺言以外は、遺言者の死亡後に家庭裁判所の「検認」を受けなくてはなりません。民法1004条です。

 検認の請求は家事審判法の甲類事件で、紛争性はなく、司法書士もよく書類作成をしますが、代理人にはなれないので検認の現場に立ち会うことはありません。しかし、この度、成年被後見人が相続人であるケースで遺言の検認が必要となり、わたしは法定代理人として検認手続きに立ち会いました。

 まず、家庭裁判所の審判官が検認手続の法的な意味を説明されます。要は、検認手続は遺言の状態などを確認するものであり、遺言の有効無効についての判断ではなく、それを確認したいのであれば地方裁判所へ提訴する必要があるというようなことです。

 そして、次に、その遺言を保管していたのか?発見したのか?これまでの保管の状況は?などを順次尋ねられ、遺言の文字が遺言者の文字であると思うかどうか?押してある印鑑が遺言者が使用していたものと思うかどうか?などの質問を受けました。

 わたしは遺言者と会ったこともないので、そのままに「知りません」と答えました。

 つつがなく終了して、恐らく30分掛からなかったと思います。

 ちなみに、相続関係を証明する戸籍や除籍謄本を提出しなければなりませんが、他でも使用したいので返却して欲しい旨を上申すれば、返してくれます。但し、全てのコピーはこちらでして行かなくてはなりません。

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