なかなか刺激的なタイトルです。大胆です
大相撲の問題がやたらとニュース番組の時間を占有しています。別に怒りもないし、何を今更っていう感想なので、取り扱いが大げさすぎるように思われます。かなり一般的な感覚だと思うのですが・・・
しかし、お相撲さんがみんな八百長をやっていたのかどうなのか、については野次馬根性で知りたい気もします。テレビに出てくるお相撲さんは皆、「残念」「悔しい」「あってはならないこと」と言っているけれど、八百長は一人ではできないし、二人でもその取組はそうそうないだろうし、やはりそれなりの参加人数がいないと成立しないと思うのです。ともかく実態は、内部にいてもなかなか把握できないことなのでしょう。
そんなことを、我が業界に重ねて考えてみました。
我が業界では、例えば不動産業者などにバックマージンを支払って仕事の依頼を請けることを「不当誘致」として、やってはいけないことに挙げています。けれども、バックマージンを払っている同業者がいることは周知の事実です。不動産業者から「他の先生は払ってくれますけど」などと言われた、補助者時代の勤務先のボスが払っていた、などの話は沢山あります。
だからと言って、皆がこぞって不当に誘致しているかというと、決してそうではなくって、やってない人の方が大多数です、多分。
また、不当誘致をしている人を取り締まりたくっても、当局(大阪司法書士会)で確たる証拠を得られないので、分かっちゃいるのに手を出せず忸怩たる思いを抱えているのだと思われます。って言うか、そんな話も良く聞きます。
と考えてみると、相撲協会の幹部の人達は、全部か一部かは分かりませんが、ようやく証拠が掴めたので業界の病巣に手を突っ込める、と喜んでいるところなのかも知れません。
春場所が開催されないとなると、大阪でも影響を受ける人が出てくるのでしょう。そういう意味では、無関心と言ってられません。お金は天下の回り物。大阪でお金が落ちてこそ、いずれは当事務所にも回ってくるのでしょうから。