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2011年1月

成年後見開始申立後の取下げの可否

 大阪司法書士会に設置されている家族法研究会に所属しています。以前も参加していて、一旦リーガルサポートに集中するために辞めたのですが、今年度から復帰したのです。

 で、来週に発表順が回って来ました 実務で関わりのあることを取り上げたいという思いから、成年後見分野の家事審判法改正案に関連したテーマを選んでみました。それがタイトルの通りです。

 当の前から予定は分かっているのにも関わらず、先週末はちょっと遊びに遠出したりしていて、全くの手付かずでこの週末を迎えてしまいました ちなみに、その間事務所に電話をして来た同業者は、puちゃんが「お休みいただいています」と言うと、「会議で出張?」とか「風邪?」とか深追いしてきたそうですが、わたしだってリフレッシュのために有給休暇取ることはあるのです。

 さて、一度成年後見制度を利用しようと申し立てたのに後から取下げをするケースというのは結構あるようで、理由の一つは本人の死亡でしょう。非常に、切羽詰ってから制度利用に具体的に動くケースが多いことの証左だと思われます。審判直後に亡くなるケースも本当に良く聞きますし。

 危惧されるのは、申立人が、自己が望む後見人が選任されなさそうなことを嫌がって、申立そのものを取り下げてしまうケースです。本人保護を考えると見過ごせないことですが、この取下げはできるというのが、現状の規定。取り下げられても、家裁が職権で開始審判できるという考え方もあるようですが。

 そんなあたりを、皆さんの実務経験を交えて意見交換できるきっかけになれば、と考えていますが、準備は進みません

かっこいい人生

 冬来たりなば、春遠からじ。 寒い日が続いていますが、やがて暖かくなって、いずれはうだるような暑さになるのでしょう。しばらくは冷気を楽しんでも良いのかも知れません。

 年上だけど会社の元同期の男性(ってことはおっさん)と、ちょいと長酒をしてしまいました 「かっこいい人生を送りたい」という話になって、では「かっこいい人生」とはどんなのか?ということになったのですが、彼は「水面下では足をばたつかせてもがいてても、見えてるところでは涼しい顔してるのがかっこいい」と言います。それもわからないじゃないけど、本当にしんどいときは自分の情ないところを見せられるのもかっこよさではないか、とわたしは言いました。

 お互いに、自分にとって難しいことを「かっこいい」と言ってるのかも知れませんね。

 成年後見人の仕事をするようになって、たくさんの人生の先輩を知るようになりました。かっこいい、と思える人生を送って来られた方も何人もいます。どうやらわたしには、覚悟を決めて生きてる人がかっこよく見えるようです。

 昭和歌謡曲のシングル盤を聴きながら、グラス傾けて語った人生。格好のストレス解消です。マジでおっさん&おばちゃんですよね

しもやけ出現!

 30年近く前の共通一次試験の日も、大阪では珍しい雪でした。シャーベットのような道を歩いて試験会場へ行ったのを覚えています。きっと白金カイロを持っていたはずです。まだ使い捨てカイロはポピュラーではなかったような・・・・ 友人によれば、白金カイロは繰り返し使えるエコ商品として見直されているとのこと。あのベンジンの臭いをかげば、高校時代に舞い戻れそうです。毎朝、母が用意してくれてましたっけ。

 冬型の気圧配置が続いたせいか、ついに足の裏にしもやけが3箇所できてしまいました。まだ痒くはないですが、裸足で歩くと気になります。っていうか、裸足で歩くからなっちゃうんですよね、きっと。

 周囲には受験生の親も結構いて、この季節大変そうだな~と傍観しています。先日大学の同窓生たちと飲んでいた時に話していたのですが、所謂良い大学と評価されている大学を目指すことは決して悪いわけじゃないけど、そういう大学を卒業したからといって、必ずしも尊敬されるわけでも重用されるわけでも成功するわけでもないのは、紛れもない事実ですね。

 でも、わたしは自分なりに戦略を立てながらとても一生懸命受験勉強をしたので、その経験そのものは有益だったとつくづく思っています。勉強した内容は忘れてることがほとんどだし、直接役立っているわけではないだろうけど。

新年の誓い

 昨年暮れに新しく成年後見人に選任された事件があり、年明けから稼動に向けた事務にかなり注力しています。

 後見人就任の初動のメインは役所や金融機関への届出なのですが、なぜかこの手の窓口とは相性の悪いわたし いつもイライラして口調も尖ってしまいます。そこで、今年は大人らしく、理不尽と感じても怒らないと心に決めました。

 実践してみると、怒ってた時よりもストレスが少ないようにも思われます。

 しかし、こういうのを「スポイルされた」と言ってかつては軽蔑していたような・・・ 納得しているわけじゃなく、心を無反応にしているだけですしね。これが世渡りというやつか、と今さらながら感じ入ったりしています。

 あと、もっとプライベートな新年の誓いは、おやつを食べないこと 飴ちゃんは一日3個まで。年末の飽食効果が消失するまで我慢します。

新年おめでとうございます。

 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

 とても冬らしいきりっとした空気のお正月でした。日は少しずつ長くなっていることを感じますが、寒さはこれからが本番。インフルエンザも流行っているそうですし、体調に気をつけなければなりませんね。

 今年は開業18年目に入ります。満20年は祝賀会かなぁ?などと考えていたら、いつも敬愛している先輩司法書士からの年賀状に「30年目を迎えます」と書いてあります。経験豊富で立派な事務所と謙虚な振る舞い、洗練された電話応対。かねてpuっちゃんとも「見習わなくては」と言っていたのですが、そうでしたか!30年!敵わないはずでした。

 わたしも、そして当事務所も、過ぎた時間に恥ずかしくないよう怠けず精進しなくては。先輩の年賀状に鼓舞されました。

 しかし、わたしは不精なため、実は同業者にはほとんど年賀状を出しません。ごめんなさい、わたしは元気です。って、ご存知ですよね

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