遠方での不動産取引
昨日は、不動産決済の立会で日本海側まで出張していました。どんな雪景色かと身構えていたのですが、道中も目的地でも雪は一かけらも見えず。場所によって随分違うのですね。
決済を行った金融機関は、対象の不動産の所在とは少し離れていました。法務局が近くにあるにも関わらず、申請しなければならないのは隣の管轄法務局。さて、スムーズに登記申請を行うにはどうしたものか?と考えました。
最初は、当然にわたしが電車で移動して管轄法務局に申請するつもりだったのですが、電車の便を見てみると、時間がとてもタイトです。そこで、登記原因証明情報を事務所にファクスし、それをPDF化して事務所からオンライン申請することにしました。そうすれば、遠隔地でもすぐに申請ができます。
添付情報は、わたしが事務所に戻ってから整えて簡易書留で発送することしか念頭になかったのですが、いっそのこと、決済場所の郵便局から発送すれば早く投函できるし、隣接地域なので早く到着するだろうということになりました。
オンライン申請の悪口はよく耳にします。確かに使い勝手が悪いことは多いし、色々と不安なこともあります。しかし、登記申請は受付順序が物を言いますから、遠隔地への登記申請には大きな威力を発揮します。
郵便局で簡易書留を発送して、年賀状を売っていた局員さんにカニを売っている店の場所を聞き、クール便で発送しました。そう、今夜はかにすきです 申請が完了していなければ、カニ購入などという心の余裕は持てなかったでしょう。合わせて買った地酒と共に、楽しみです