ナンプレ中毒拡散
不定期に発行している事務所通信があります。「ホミック通信」というのですが、先月はナンプレに夢中になっていることを少し書きました。すると、先輩同業者やお世話になっている弁護士から「ナンプレとは何か?」とか「電車の中で解けました!」などの反響があったのですが、先日、財産管理中の女性の部屋を訪ねるとベッドの上にナンプレが!
「ナンプレしてはるんですか?」と声を上げると、「先生がこの前送ってくれたのにあったでしょ。それでフロントにこれ何です?って聞きに言って教えてもらったんです」とのこと。そう言えば、この方にもホミック通信送っていたのだっけ。
どうしようもなく暇なときなど、ちょうどいい時間潰しになるそうです。わたしは暇じゃなくてもやってしまうので、とても困っているのですが
この女性を月に一度訪問するのですが、有料老人ホームに入っておられて、思い通りの食生活を送ることができないので、いつもデパ地下で夕食を仕入れて行って一緒に食べることにしています。もちろん割り勘でですから、次の訪問日を決める電話では必ず「その日の夕ごはんは欠食にしておいてくださいね」と申し上げています。ホームではなかなか食べられてない生物など、いつも喜んでおられ会話も弾み、これまでの見守り中には聞けなかった若い頃のエピソードなどもお話ししてくださいます。
委任者と受任者の節度ある関係を保たなくてはなりませんが、打ち解けるには、一緒に食事をするというのはとても効果的だと実感しています。