« いつも質問の答えは時機に遅れて見つかる | トップページ | 後見人とは »

親族の同意書

 セミの声で起きられる時期がやって来た、と思っていたら、今朝は目覚まし時計の不備で寝過してしまいました。クマゼミもっと頑張ってよ。

 さて、最近当ブログの検索ワードで目立つのが「後見 親族 同意書」に代表される親族の同意書についてです。戸惑いを覚えておられる方が多いのでしょうか。

 もしも、数人の親族で話し合って成年後見の申立てをすることにし、その内の一人が代表して申立人になった、というようなケースであれば、他の親族は同意書を提出すれば良いと思います。家裁の事務負担が軽減されます。

 また、一定の範囲内の親族に対しては、家裁は同意書がなければ照会を掛けますから、連絡を取れる親族(物理的、心情的含めて)には、申立ての趣旨を説明しておくとスムーズではあるでしょう。

 一定の範囲内の親族とは、推定相続人のようでもあるし、兄弟姉妹までで代襲した甥・姪は含まないようでもあります。判明している甥・姪のみ含んでいるのかもしれません。家裁によっても取り扱いが異なるようです。

 以前に、姉が申立人になった際に、推定相続人の甥・姪の同意書を家裁から求められ、その結果姪が自分で後見人をやりたいとの意思を示したため、姉もそれを受け入れたケースがありました。このちょっとした混乱は、姉が事前に甥・姪にしていたとする説明がかなり簡単なものだったことに起因するようです。

 つまるところ、申立人や照会を掛けられる親族、そして家裁、全ての効率を考えれば、協調している親族は同意書を提出すれば良いと思います。

 けれど、意見が対立していたり、単に音信不通だったり、ともかく容易に同意書を書いてくれるわけではない親族を、探し出したり、説得したりする必要はないでしょう。

« いつも質問の答えは時機に遅れて見つかる | トップページ | 後見人とは »