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過払い金減らずとの報道

 昨日の日経に「消費者金融への過払い請求は予想に反して減っていない」という記事が載っていましたね。

 債権者から取引履歴を開示してもらうのにも一苦労だった5,6年前。債務整理のご相談に来られた方が長期の取り引きで過払い金が発生していることが判明して、頑張って取り返したこともありました。常に平行して十数名の依頼者を抱えていたものです。なのに今は全然。だから新聞報道は意外でした、わたしもpuっちゃんも。

 テレビや看板で積極的な広告展開をしている事務所に集中しているということなのでしょう。ネット掲示板などを覗くと、全てを信頼するわけにはいかないですが、対応が遅いとか全社からの返還が終わらなければ取り戻した過払い金を渡してくれない、などの不平が書き込まれていてました。そりゃぁ、いくらスタッフを抱えていても、あれだけの広告に見合う依頼者を引き受けていれば遅くもなると想像します。

 当事務所にもたまにホームページを見て、「過払い請求の報酬はいくらですか?安い事務所に依頼したいと思っています」という問い合わせメールが来たりしますが、事件を誘致するために低額報酬を提示するのも嫌なので、「当事務所は高くはありませんが、安くもありません」と答えたこともあります。過払い金ブームからは完全に取り残されているようです。

 でも、昨秋から任意整理を受託していた方。残債務はあるのですが、途中で過払いになっていたので、1月に出る予定だった時効の起算点についての最高裁判決を待っておいて、先日こちらに有利な和解をしました。ちゃんと最新情報はキャッチアップしています 草分けとは言えないけれど、ブーム以前から取り組んでいた司法書士としての矜持です。

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