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「さもしい」とは?

 テリー同業者が「あさましいとかっていう意味と思ってたわ」と仰るので、手元の大辞林で引いてみると、まさにドンピシャ!でした。菅さんは広辞苑でしたっけね?いずれにせよ、上げ足取りの応酬は聞き苦しい。もっと本質的な議論を渇望しているのはわたしだけじゃないはずです。それとも国民のレベルに合わせてるとか?

 ところでわたしは「いじましい」感じかと思っていたのですが、少しかすっているでしょうか?

 事務所で唯一の辞書をわき机に立てているのですが、先日puっちゃんが「ちょっと見せて下さい」と「ご母堂」と引いていました。お手紙を書いていて、ふと慶事と弔事どちらにも使っていいのか気になったって。そうなんですよね。いつもは適当に使ってる言葉も、正式に、特に文書にする時は、立ち止まってしまう時があります。この立ち止まりが大切なんでしょうね。思い込みで突っ走ると後で赤っ恥です。

 最近では、「こんな感じを表現するのにピッタリな用語を知っていたはずなのに、あーなんだったっけー」ということがよくあります。こんな時にはネットで類語検索などをしますが、脳みその劣化に愕然としますねー。身内自慢になりますが、父はなかなかボキャブラリーが豊富です。元文学青年だったこともあるでしょうが、ワープロなどを使って来なかったことも影響しているのかな?と思ったりします。編集が容易なだけに推敲が手抜きになり、次第に語彙が減る、ついでに漢字も忘れる、ってちょっと飛躍しすぎ、責任転嫁しすぎですね・・・

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