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サービス担当者会議でわかったこと

 Bさんは特別養護老人ホームに入所中なのですが、個室で一人っきりで過ごしていることが多かったり、昼間も寝巻のままだったりすることが気になっていました。知り合いの社会福祉士に相談すると、「担当者会議に参加させて欲しいと言ったら?」とアドバイスをもらったので、早速ファックスでその旨申し入れました。しばらくして会議開催がファクスで案内されたのですが、残念ながら先約で出席できなかったので、気になっていることを又もやファクスで伝えておきました。月に一度の訪問時に、担当ケアマネージャーさんがわたしからの申し入れについて説明をしてくれて、申し入れた甲斐があったなと思っていました。

 今年に入って、また突然に担当者会議の案内が来たので、今度こそ!と思い時間を調整して参加しました。すると、師長さんや相談員さんから、「こちらとしてもこのままで良いと思っているわけではないんです」というお話があり、びっくり!現場の方の悩みが深い様子が伝わって来ました。根本的な問題は、巷でも言われている絶対的な人手不足のようです。賃金が安すぎること、介護保険の報酬改定があっても不十分であること、などを嘆かれていました。「他の特養と比べて気付くことはありませんか?」と聞かれたので、「率直に言えば、職員の数が少ないと感じています」と申し上げたところ、わたしの言葉を上司に伝えると仰っていました。もちろん法定の職員数は確保されているとのことです。

 施設側の事情を酌みつつも、わたしはわたしの立場で行動をして、結果として介護現場の改善につながればいいのですが。

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