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太王四神記

 友人から借りたDVDで一気見してしまいました。からだに悪そう・・・でもとっても面白かったのです。ロケの場面が多くて映画を観ているようでした。

 お話を追いながら、『ハヌル(天)が決めたことに素直に従えばいいのに。運命を変えようだなんて、往生際の悪い人やなぁ。』とずーっと思っていたのですが、ラストシーンで、天から選ばれた王(ペ・ヨンジュン)自身が地上のことを天任せにするのではなく人間を信じることに決め、自分の守り神と決別するのを見て、なるほどこのドラマの主題はこれだったのかと、遅まきながら気づきました。

 わたし自身の思考回路には神とか運命とかいう概念は常駐しておらず、都合のいい時だけ引っ張り出すものです。だから、自分以外のものに縛られていると感じた経験は自立するまでの親くらいで、ドラマの中のキハ様を始めとする何かを背負わされている人たちのジレンマや苦しみが実感できていなかったのでしょう。

 四つの神器を求めるさまは、ハリーポッター第7巻と通じるところもあります。天の力は魔法にも似ているし、撃毬はクィディッチみたいです。洋の東西を問わず、人が夢中になる要素は同じようですね。本当にテレビドラマとは思えない迫力あるシーンが多くて見応えありましたよん。

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