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ありがたや、二回も三連休

 早いものでもう霜月。スペルの最後にeの付くアンは11月が嫌いでした。全てが灰色に見えるからだったと記憶しているのですが、同じ北半球に暮らす者として理解できます。

 でも、高温化(「温暖化」という言葉は良いイメージを喚起するから、どなたかがこう呼ぶべきと提唱していました)の昨今、樹々の色づきもこれからのようだし、今月二度も到来する三連休は、ホント行楽に打ってつけですね。月末に原稿の締め切りを迎える身にとっても、三連休サマサマです。人の秋満喫を羨ましがる余裕もなく、事務所に通い詰めて何とか格好だけはつけようと腹を括っています。

 妻の多重債務を巡って口論になり、夫が妻を死なせてしまったという事件をネットで読みました。心が痛みます。債務整理の相談者には必ず家族に打ち明けるように説諭しています。家族に言わなくったって解決できる場合もたくさんあるでしょうが、それでは相談者が多重債務に陥ってしまった問題点を改善の方向に導けないと考えるからです。お金の問題を抱えていることを家族に言えずに、傷が大きくなってしまった場合があります。言えなかった関係を打破しなければならないのではないでしょうか?また、家族がパチンコやお酒の誘惑を止める役割を果たしてくれる場合もあるでしょう。返済の督促に追われている現状を法的に解消するだけでなく、もう二度とそんなことにならないようにしてもらうためには、家族も事実を知ることが必要な場合の方が多いと思うのです。だから、司法書士の広告などで「家族に知られず解決できます」などの宣伝文句を見ると、自分の商売にさえなればいいのか!と腹が立ちます。

 数年前、親族の債務を相続してしまい、夫に内緒で返済をしていて行き詰まってしまった女性がいました。追い詰められて相談に来られた時には、夫にも知られることになって離婚の話が進んでいるということでしたが、あまりに真面目に返済していた彼女には多額の過払い金が発生していて、破産どころかかなりのお金が戻ってきたのです。後日夫婦でご挨拶に来て下さり、平穏な生活を取り戻せたと仰っていました。もちろんそれは良かったのですが、相談者が長期間(過払い金が多いということは返済が長いということです)一人で苦しんでいたことを思うと、夫婦の絆の代償として相応だったのかどうか、独り者のわたしは考え込んでしまいました。

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