締切日
いよいよ原稿の締め切り日が到来しました。霜月はずっと休日に事務所へ出てきていましたが、実は昨日はさぼりました。今日ラストスパートを掛けるために英気を養ったのです。と体のいい口実です。
朝、近所をウォーキングとジョギングのどっちつかずをして来たのですが、真っ青な空に黄金色の公孫樹の葉が映えていました。上ばかり見ていて自転車とぶつかりそうになってしまいました。
明日から師走。不動産の決済の仕事がメインだった頃には12月は臨戦態勢で、自宅には冷凍食品を買い込んで遅い帰宅に備えたものですが、それも今は昔。関わっているお年寄りたちが穏やかに新年を迎えられるかが関心事になっています。事実行為は後見人の職務ではないと言っても、新しい衣類を用意したりする場合もあります。
先月の「任意後見説明会」に参加された女性から、人を介して任意後見契約を結んで欲しいとの申し出がありました。話が分かりやすかったし、しっかりしていたとのこと。まぁ40代半ばになり、「しっかりしていそう」と褒められても何だかなぁ・・・なのですが、ともかく光栄なことです。しかし、その紹介者というのは、既にわたしが任意後見契約を結んでいる方!お二人はご近所さんで自宅に暮らしておられ、特別に親しいわけでもないそうなのですが、やはり知人同士を同時にお引き受けするというのは、情報管理の上でぎくしゃくしそうで、丁重にお断りしました。例えば、Aさんが先に体の具合が悪くなってどこかの老人ホームへ入ったら、Bさんが「Aさんどこへ入りはったんです?」とか「そこの費用はいくらぐらい?」とか興味をもたれる場合があると思うんですよね。それを、のらりくらりかわすのはしんどそうだし、わたしが答えないことでBさんが不満を持たれるかも知れませんし。法律的に言えば問題はないでしょうが、任意後見の場合は信頼関係が肝心ですから、やめておいた方が無難だと判断しました。もちろん、要請があれば、わたしから信頼できるリーガルサポート社員を紹介させていただく旨はお伝えしました。