広告業界では司法書士ブーム?
昨日は、ケーブルテレビの制作会社から「悩まないで借金」(仮題)という番組の制作協力を請うメールが突然に送られてきました。5分間の番組を2パターン制作して、1ヶ月間で約80回(約っていうところがミソですよね)放映してくれて70万円ですって!それ以外に打ち合わせの交通費やナレーター代は別途とのこと。HP上にもアップしてくれるらしいですが、何とも司法書士の債務整理業務は広告業界にとって良いターゲットになっているようですね。
そんな大金を払えばたくさんの依頼者をそれなりの報酬で引き受けなければならないし、とてもじゃないけど荷が重い。私たちの目が十分に行き届くだけの依頼者を適正報酬で受託するのが願いです。逆に言うと、十分に目を行き届かせつつ、事務所経営が成り立つのが適正報酬では?というのが考え方なんですが。
三宅先生は、麻生総理が就任したらじきに総選挙はある、それが政治というものだ!と言明しておられましたが、結局先延ばしにせざるを得ないほど先行き不透明な今日この頃。年末に向け会社倒産が増えるとの予想もあります。そうなると個人の債務整理も増加するのは必然でしょう。そうした方々の駆け込み寺として、多額の広告宣伝費を使うことにはどうしても釈然としない、矛盾を感じてしまいます。