午前11時半から午後3時45分まで
20年前、編集プロダクションに勤めていた頃に取引先だった町工場の社長に誘われ、百貨店の懐石料理の店で待ち合わせて、何と4時間以上お話していました♪ その社長は御年80歳、二人で熱燗を6、7合空けたと思いますが、2対1の割合で社長はかなり呑まれたと思います。今も現役で工場の仕事をされているのですが、この元気の秘訣は何なのか?秘密は解き明かせないままでした。下請けの仕事だけれど車は持たず、昔っから材料の入荷にも製品の納入にも集金にも、自分のところが動くのではなく、相手に動いてもらっている。それは全てこちらの技術力のお陰。仕事をするなら、自分のペースで仕事をせなあかん、そのためには技術の工夫は惜しまない、と誇らしげに話してくださいました。
若い人を前に説教するのが楽しみだそうで、他にも「自分の分を知らなあかん」「酔わない酒は飲まない」???もっと何か仰っていたのに、こっちも酔っていたのか忘れてしまいました(*´v゚*)ゞ 私から見て、最も特徴的なのはユーモア溢れること。ご自分でぼけてご自分で笑っておられるのですが、この点だけはわたしにも真似できそうです。