« 居住用不動産の処分 | トップページ | マンホールの穴は何のため? »

家族は代理人じゃない!?

 福祉関係の要職に就かれる方が、「我々福祉職は、家族が施設入所などで本人の代理人にはなれないと知って、本当に驚きました」と話されたので、つい笑ってしまいましたが、多分笑い事じゃなく、未だに誤解したまんまの環境もあるのでしょうね。

 しかし、福祉職の方が成年後見業務のことなどで意見交換をしておられる掲示板を読んだりするのですが、中にはリーガルマインドを身につけた意見をビシッと書いておられる方もいます。かなり勉強されたのでしょうか?同業者にも、社会福祉士を取りたいと意欲を語る友達がいます。福祉と法律という畑違いの専門知識を身につければ鬼に金棒かもしれませんが、皆がそんなにエネルギーの余裕があるわけじゃなく、やっぱり両職能が情報交換しながら必要な人に必要なサービスを提供できるようにすべきでしょう。

 明後日に迫った「任意後見説明会」では、ある老人保健施設の相談員をされている社会福祉士の方がパネラーとして登壇してくださいます。介護の現場から見える成年後見、それも任意後見が語られるのは稀なことなので、上手く話が引き出せるよう頑張ります。

« 居住用不動産の処分 | トップページ | マンホールの穴は何のため? »