早すぎた約束?
たった今puっちゃんから連絡があり、明日の不動産決済のために売主のところへ登記識別情報を見せてもらいに行っているのに『ルス』とのこと。8月の終わりころ、今日の10時に自宅訪問の約束をしたので、完全に失念しちゃってるんでしょうねー。昨日アポの確認をしておくべきだったと悔いても時既に遅し・・・・
従来の権利証であれば、決済の場面で預かることで事足りていました。権利証が物理的に「真の所有者であること」の一つの証になっていたから。でも登記識別情報は物理的存在ではなく、あくまでもデータで、それは発行されて以降いつでも「失効」させることができるので、「有効」か否かを確認しなくてはならないのです。そのために、事前に登記識別情報を入手させてもらわなくてはなりません。
先日、決済した売主は、全国で手広く不動産売買を行っている法人で登記識別情報の正しい意義を理解されていて、電話で登記識別情報を教えてくれました。実はそれで十分なのです。ちなみに登記識別情報は12桁の数字とアルファベットの羅列で、「登記識別情報通知」と称する紙に印字されていて、さらにシールで隠されています。しかし、一般の方は権利証の感覚が拭い去れていないし、なかなか理解しにくい概念なので、こちらから拝見に行くことになるのです。
やれやれ・・・puっちゃんの声も心なしか曇っていました。