« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

現実から目を逸らしたい

 知らない間に、セ・リーグの首位に2チームが並んでるじゃないですか!まぁ知らなかったわけではなくって、無理やり目を背けていたのですが・・・

 7月にはまさかこんなことになるとは思ってなかったし、5ゲーム差の9月上旬も、取り合えずゲーム差はプラスマイナスを繰り返しながら優勝はするのだろうと思っていました。今は、藤川のお立ち台もカラ元気にしか見えません。自信失くしちゃったんだよね?「優勝間違いなし、でもクライマックスシリーズは出れない」と予測していたのですが、これじゃ両方難しそ。何かこっちまで意気消沈やな。

 有料老人ホームに入居している任意後見契約中の方を見守り訪問しました。この方はずっと専業主婦をして来られて、食事への配慮には並々ならぬものがあります。例えば「毎朝トマトは欠かさない」とか。ホームで出される食事に不満が残るのは必然で、ご自分で様々な工夫をして栄養補給をなさっています。今日はそのご相伴に与ることができました。牛乳に人参とバナナとゴマきな粉を入れてミキサーにかけたドリンクです。実は牛乳は素では飲めないのですが、とっても美味。食物繊維やカリウム、イソフラボン、カロテンにもちろんカルシウムも入っていて栄養抜群ですよね。バナナはカットして冷凍してあり、にんじんは電子レンジで軽く熱を入れるそうで、あっという間に手早く作ってくださいました。

 有料老人ホームは、営業マン曰く「贅沢品」ですが、共同生活であることは他の施設と変わりなく、不便なことも多いもの。明晰であればあるほど窮屈さを感じるようですが、この方はこうやって努力して、何とかご自分の生活を守ろうとされています。最近足が弱って来て、食材を買いに外出しづらいのが目下の悩みで、どんな方法があるのかわたしも考えようと思っています。ただ、ミカンもトマトも自分の目で見て選びたい方なので、なかなか難しいですねぇ。野菜の行商ってないでしょうかね?

秋よ来い

 明日はまた30℃超えらしいじゃないですか はよ、涼しくなってくれないといつまでも夏のカッコしてなくちゃならないじゃん。薄着はからだのラインも出やすいし、不都合なのよね~。10年前までは9月になったら絶対半そでを着ない!って決めてたし(おしゃれ心で)、何とかそれも守れたのに、今はムリムリ。夏は一年の3分の1を占めますね。

 さて、23日の祝日に、実に1年10か月ぶりにゴルフに行くので、今らしいウェアを仕込みに行きました。本町のつるやです。4階がレディスフロアなんだけど、だーれも寄って来てくれない。買う気満々なのに、店員さんには売る気がなさそう。仕事やる気ない人々は嫌いなので、ボールだけ買ってむっつり顔で帰って来たのですが、帰り道々思いました。若い人向けのブランドしか置いてないし、わたしが着こなせる物はないので、よう薦めんかったのかも・・・と。くすん、どこで買えばいいの?よくよく考えれば裾直しの時間もいるし。ただ、大阪司法書士会と関連団体のゴルフコンペなので、別におしゃれする必要はありません。リーガルサポートはゴルフをする人が少ないために参加することになってしまいました。このようなイベントが、執行に役立つのかどうかは意見はあるでしょうが、わたしは古い体質なのか、オフィシャルな場面だけではなく、飲んだり歌ったりして一緒に遊ぶことは、共に何かを行うにあたって奏功すると考えています。

影響波及

 被保佐人が入所している特養から、夏前に「汚染米」が混入した恐れのある食事を提供していたことが分かったとの説明文書が速達で送られて来ました。コストと手間、気の毒なことです。
 民間のこの危機管理意識に比べ、お役人のお粗末さはどうでしょう?農水省事務次官が辞任すると、携帯の待受画面にニュースが流れていましたが、どうせどこかへ天下るのならご本人にとっては痛手も最小限ですよね。農水大臣も辞めるそうで、何と言ってよいやら・・・政界もよほどの人材不足なのでしょうかね。もっとちゃんとやってくれる人を最初から選んどいてよ。

顔映えの白

 先輩女性同業者で、いつもきれいな人がいます。その美しさを、みぽりん同業者は「いつも白っぽいものを着ていて、顔が映えて見えている」と分析していました。

 もしかしたら日本国初の女性総理大臣になる可能性を有している小池百合子さんは、総裁選出馬の話題がもちきりになってから、見る限り白っぽいお洋服が多いです。今日の北海道遊説はグリーン系でまとめたようでしたが。やっぱ、顔映えを意識しているのでしょうか?わたしも最近つくづく綺麗な色をと思ってしまします。黒い服で気取っていられたのは、今は昔ってわけです。

 さて、今日の「親族向け成年後見人養成講座」は130名ほどの参加をいただきました。帰り際に「去年より分かりやすかったわー」との褒め言葉を、何と去年の講師役に投げかけて帰られた方もおられ、一応成功裏に終わったのかなーと、研修委員会全員ほっと一息です。

 ところで、この連休中に面白いブログを見つけました。大阪司法書士会会員と思しき人物が匿名で辛口に我が業界を切っていて、胸が空くような印象を持ちました。正直「何を理想ばっかり並べて・・・」と思う箇所もあるけれど、若い人が批判意識と意欲を持って自分の将来を業界の将来に重ねて考えてくれるのは、本当に心強いことです。わたしにも持論があって、これからは司法書士一人事務所でやって行く時代じゃない、と思っています。複数の、わたしの感覚では4、5人程度の本職が、法人なり合同なりの形式でひとつ屋根の下に集って司法書士の全ての業務を行うのが理想です。メンバーに少しずつ得意不得意がありますが、全員が一定レベルに達していてそれぞれに顧客がいる、というのはかなり魅力的です。なかなか実現しないのは、ある程度スキルと顧客が出来てくると、どうしても自分でやりたくなってしまうからでしょう。そもそも司法書士になろうと考える人物は協調性に欠ける傾向があるようです。一匹狼と言うのでしょうか?しかし、今後の生き残りを考えたとき、「つるむ」のは一つの選択肢だと思っています。もうすぐ今年の司法書士試験の合格発表。社会人経験者で、司法書士として一人前にやって行こうと覚悟を持った女性が来てくれたならなぁ。

本の原稿

 全国の司法書士10数人で本を出す企画があり、わたしもその一部の執筆を命じられている( ̄○ ̄;)!

 原稿の締めは11月末なのだが、全く進まない・・・受け持ちは「遺言と遺言執行」。はっきり言って、この手の本は多数出ているしなぁ。焼き直しになるのも嫌だけど、独自色を出す力量もないし・・・最悪は、わたしに執筆を命じた先輩にギブアップ宣言をすることにしよう そう覚悟すれば気も楽になった。

 これも、紅葉を求めて信州へ行けない理由の一つなのです。

成年後見の季節

 何と言っても「敬老の日」がありますから、成年後見制度啓蒙に打ってつけの季節ということです。

 9月15日「親族向け成年後見人養成講座」大阪司法書士会館

 10月4日「市民後見人からの発信」阿倍野区民センター

 10月26日「任意後見説明会」大阪司法書士会館

 11月16日「遺言と成年後見」大阪産業創造館

 わたしが関わるだけでも、これだけのイベントがあります。いずれも、少しずつスポットライトを当てる角度が違うので、全て参加いただくと成年後見制度がかなり立体的につかめてくると思います。

 そんなわけで、この秋は紅葉を求めて信州に出向くことは難しいわけです

さよなら、みたび

 なんと、今夜もタイガースはサヨナラ勝ち!どうなってるんでしょ?

 リーガルサポートが15日に開催する「親族向け成年後見人養成講座」の打ち合わせを終えて、近くの安居酒屋でくだを巻いている最中も、皆で携帯を駆使して情報収集。4対2で負けていたところを「今日もさよならやったりして」と茶化していたら、現実になっていました。それも押し出しだから、ヤクルトのダメージは大きいんじゃないのでしょうか?

 オリックスが超調子が良いのは、清原がベンチにいるから、という説があるのですが、そうなんですか?浜ちゃんの活躍ではないのですね?

サヨナラ・・・

 オリンピック期間中見向きもしなかったら、2位との差がずいぶん縮まって、これで逆転優勝されたら伝説になるな~とびくびくしていたのですが、連夜のサヨナラ勝ち!!!これで何とか自信を回復してもらいたいものです、あっファンの方もね。これで巨人にも「さよなら」できたかも???阪神タイガースの話です。

 事務局ノリヤー&サノソンペと阪神の未来について協議しました。懸念の1番目は、矢野の次をどうするつもりか?です。どっかから出来上がったキャッチャーを取ってくるのでしょうか?せいぜい後1年だというのが、衆目の一致するところでしょう。

「美少年」好き

 同業者に、飲み会の場でいつも「美少年」をオーダーする酒好き美女がいるのですが、今回の事故米混入騒ぎとそれに伴う商品回収処置にはショックを受けていることでしょう。

 社内で任意に定めた廃棄ルールなどを守らなかったのとは、訳が違う「事故米」転売。農水省職員のチェックも潜り抜けたそうですが、現場でどんな検査をしていたのか、勘ぐってしまいます。

早すぎた約束?

 たった今puっちゃんから連絡があり、明日の不動産決済のために売主のところへ登記識別情報を見せてもらいに行っているのに『ルス』とのこと。8月の終わりころ、今日の10時に自宅訪問の約束をしたので、完全に失念しちゃってるんでしょうねー。昨日アポの確認をしておくべきだったと悔いても時既に遅し・・・・

 従来の権利証であれば、決済の場面で預かることで事足りていました。権利証が物理的に「真の所有者であること」の一つの証になっていたから。でも登記識別情報は物理的存在ではなく、あくまでもデータで、それは発行されて以降いつでも「失効」させることができるので、「有効」か否かを確認しなくてはならないのです。そのために、事前に登記識別情報を入手させてもらわなくてはなりません。

 先日、決済した売主は、全国で手広く不動産売買を行っている法人で登記識別情報の正しい意義を理解されていて、電話で登記識別情報を教えてくれました。実はそれで十分なのです。ちなみに登記識別情報は12桁の数字とアルファベットの羅列で、「登記識別情報通知」と称する紙に印字されていて、さらにシールで隠されています。しかし、一般の方は権利証の感覚が拭い去れていないし、なかなか理解しにくい概念なので、こちらから拝見に行くことになるのです。

 やれやれ・・・puっちゃんの声も心なしか曇っていました。

信託財産引継

 先週、信託受益権売買の登記が完了しました。手順はこうです。

①登記簿上(信託目録上)の受益者が受益権を売却し、買主への「受益者変更」登記を申請する。これは信託目録に記載される。

②受託者と新受益者とで信託契約を合意解除し、その結果として、「所有権移転」登記と「信託抹消」の登記を申請する。こちらは登記簿に記載されます。

 決済前に、受益権を購入する会社のご担当者から「最終的にうちの名義に所有権移転されるんですよね?その原因は売買でいいんですか?」と問い合わせがありました。違うんです。その際の原因は標記の「信託財産引継」なのです。信託条項の中で、「信託契約が終了したら、受託者は受益者へ所有権移転の登記をする」という趣旨の定めがあり、これに基づいて所有権移転しているのです。現在、「売買」を原因とする土地の所有権移転の登録免許税率は1000分の10ですが、「売買」以外の原因では1000分の20なので、倍!うっかり売買のつもりで登録免許税の計算をしてしまうと、どえらい目に遭ってしまいます。

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »