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高齢者の手術

 毎日オリンピック漬けです。コマーシャリズムの臭いがぷんぷんする場面は嫌いなのですが、トップアスリートの競技はあまり知らない種目でも引き付けられてしまいますね。

 被後見人のYさんが自室でこけたらしく、大腿骨を骨折してしまいました。80代も半ばなので、手術なんてしないと勝手に思っていたら、お医者さんは迷うことなく金属片を埋め込む手術を勧められました。手術しなければ骨が接合するまで2,3か月ベッドで安静にしなくてはならず、結局は寝たきりになってしまうとの説明ももっともなことで、ご家族も賛成されたし、ご本人も抵抗はありませんでした。体力の事やら心配すればキリがありませんでしたが、術後4日目にはベッドから車いすへの移乗もほとんど自力でできて、以前のように、杖を使って自分で歩ける日も近そうです。高齢者にとって手術は負担ばかりが大きい、というのは思い込みだったようです。

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