わかっちゃいるのに・・・
春の陽気に誘われて大阪城公園に行きました。桜は既にその痕跡を残すだけになっていましたが、バーベキューなどを楽しむ人たちでいっぱい。手ぶらのわたしも何だか空腹を感じてしまいます。目に留まったのはタコ焼きの屋台ですが、行楽客目当てで焼いてるのはクオリティが低いというのが経験則。手を出さないことにしているのにこれも陽気のせいでしょうか、フラフラと屋台に近づいて行ってしまいました。鉄板の前に置かれている容器の中のタコがそこそこの大きさをしているのを確認して、一皿オーダーしましたが、ふと見るとお兄ちゃんはくわえタバコでたこ焼きをひっくり返しています!しまったー、と悔いてももう遅い。9個で500円を払ってビールと一緒にいただきました。すると、どうでしょう。鉄板の前のタコは「おとり」だったのです。タコ焼きの中のタコは、「タコが入ってないやないかー」の苦情をかわせる極限までサイズダウンされています。ほんと、舌の上でようやく存在を確認できる程度。目視してませんが、多分米粒1~3粒くらいです。
買ったわたしが悪い。しみじみそう思った昼下がりでした。