「でも、2年で13万8000円なんですよ」って・・・
最近やたら広告会社からの営業の電話が多い。電車や新聞などで、司法書士がせっせと「債務整理をお考えのあなたへ」「金利を払いすぎていませんか?」などと宣伝しているから、おたくもどうですか?ということのようです。
当事務所では決して広告宣伝を忌み嫌っていることはなく、こうやってウェブサイトも作成しているし、淀屋橋の地下の看板はもうすぐ二年になりますし、つい最近はあるフリーペーパーで「遺言のツボ」という記事付きの広告も出しました。ちなみに、大阪司法書士会の執行部には「ホームページを作ってる事務所はあかん!」などと暴論を口にする大先輩もいるのですが、需要家に近づいて行くのは司法書士の使命を全うするにあたっての必然と考えています。でも、高額な広告費用を支払えるはずもなく、逆に広告費が高ければ当然それを回収しなければならず無茶な受託に繋がりかねないので、身の丈にあったことを、という気持で取捨選択しているのです。
さて、本日はホームページのSEO対策と思われる営業電話がかかって来ました。「債務整理」や「過払い」などの『人気ワード』(らしい。一体私たちの業界のことをどれだけ知ってるっていうんだろ?)で検索した時に、トップページに出るようにするという話。押しつけがましい口調にうんざりして「うちは結構です」というと、標記のとおり「でも、2年で13万8000円なんですよ」とのこと。「でもの意味がわかりませんが、そんなに仕事来ても受けられないし」と言っておきました。お買い得商品で釣られて当然、と思われてたみたいですね。