バッテリー
昨日甲子園三塁側で阪神を応援していたら、ヤクルト先発ピッチャーのご尊父が前々列におられ、少しお話ししたりして(「今日は完投ペースやなぁ、やられたなぁ」「いやぁ息子は100球までやから」という感じ)、負けたにも関わらず楽しい観戦となりました。ちょうど先週から「バッテリー」を読んでいるので、少しだぶりました。
「バッテリー」は秀逸な小説だと思います。作者は女性なのに、つまりプレーヤーではないだろうに、どうしてこんなに野球のことを知ってるんだろ?と不思議です。野球が好きな大人の男性の感想を聞きたいところです。主人公の巧と豪が大人び過ぎているけど、自分の13歳当時を振り返ると、これくらいの精神レベルのつもりでいたような気もします。感動しながら読んでいる、久しぶりの本です。