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鯖落ち?

 以前に書いたことがあるのですが、会社設立時の定款認証を紙で行えば4万円の収入印紙が必要ですが、電子認証で行えば印紙税法の対象とならず、4万円が浮きます。そして、この4月から、その定款電子認証は法務省のオンラインシステムを利用して申請することになっていたのですが、何とアクセスが集中してサーバーがダウンしたとかで、法務省オンラインシステムにログインすることすら儘ならない状態となってしまいました。

 この法務省のオンラインシステムは、他にも登記申請などをすることができ、当事務所でも商業登記についてはほとんどオンラインを利用しています。というわけで、4月2、3、4日はオンライン申請もできない状態だったわけです。(今朝のところは若干状況は改善された様子で、一応ログインまではできることを確認済み)お陰で全国の司法書士仲間はうろたえまくって、ネット上で情報交換をしつつ法務省の甘読みを呪い、予定していたオンライン申請を紙申請に切替え、遠方については地元の同業者に頼み込み、という混乱振りです。

 でも、小さな村社会で起こったことのようで、マスコミでは全く伝えられませんね。「鯖落ち」は司法書士サイトに書き込まれていた言葉で、ワンテンポ置いてから「サーバーダウンのことか!」と気づいたのですが、これって既に一般用語なのでしょうか?

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