「裁判官の爆笑お言葉集」
先日、仲の良い弁護士事務所の事務局長と食事の帰りの電車の中、「今こんな本読んでんねん」と標記の新書を取り出すと、「わたしもです」と彼女も同じ本を出してくるではないですか。その事務所では他の職員も読んでいたとか。周囲でミニブームです。もっとも、本屋で平積みになっていたから目についたわけで、世間でもブームなのでしょう。著者は7回の司法試験挑戦の後、現在ライター業だそうで、わたしの本は既に第五刷!良い生業を見つけられましたよね。
タイトルと内容には少し齟齬があって、割と真面目な中身です。126ページなど涙を禁じえません。裁判官という職業にその生きざまをぶつられるって、遣り甲斐あるでしょうね。羨ましい気がします。もちろん影響力が大きい分、責任重大、過酷なことも多いようですが。