立派な86歳
最近知り合うことになったおばあちゃんは、86歳という高齢にも関わらず身体は元気ハツラツな上、ただ今パソコンの修練中とのこと。その前向きさには脱帽です。今日はパソコンからメールを送って下さるというので待っていたら、ちゃんと届きました。しばらくして電話があり、「さっきメールを送りましたが、送れたかどうかよく分からなかったので、続けて2回送ってしまいました。もし、何通も届いていたら破って捨てて下さい」と仰いました。ご愛嬌ですよね。
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最近知り合うことになったおばあちゃんは、86歳という高齢にも関わらず身体は元気ハツラツな上、ただ今パソコンの修練中とのこと。その前向きさには脱帽です。今日はパソコンからメールを送って下さるというので待っていたら、ちゃんと届きました。しばらくして電話があり、「さっきメールを送りましたが、送れたかどうかよく分からなかったので、続けて2回送ってしまいました。もし、何通も届いていたら破って捨てて下さい」と仰いました。ご愛嬌ですよね。
知的障害の女性の保佐人をしています。その関係もあって、他にも知的障害の方の債務問題などご相談を受けたことがあります。クラスメートに障害のある子がいたこともありますが、大人になっては全く接する機会がなかったところ、何名かの方々とじっくりとお話をすることになり、障害に関して少しは理解できてきたのではと感じています。
八尾で、授産施設に通う知的障害者が子供を歩道橋から投げ落とすという事件が起こりました。朝のニュース番組でキャスターが、「この容疑者は過去にも幼児を連れ回すなどして実刑を受けたこともあるのに。こんなことが起こってからでは遅いのではないか?皆さん自分のことと思って考えてみてください」と訴えていました。この趣旨は、不条理に怖い思いをして大怪我を負った子ども自身、またはその親御さんの身になって考えてみてということと受け取れました。確かにひどい事件であり、容疑者を庇う気持ちはありません。しかし、自分の子供が障害を持っていたら、ということも想像してみて欲しいと思います。家族だけで抱え込むことはすべきでないと思われませんか?このような事件を未然に防ぎ、かつ障害のある人も社会で普通に暮らせる、それは望むべくもないことなのか、どこかに答えがあるのか、全く分からないのですが、努力を忘れた社会は嫌だなと思います。
新年早々、耳を疑うような事件が立て続けに発覚しています。なぜ自分の人生をもっと大切にしないのか、と思いますが、もちろん殺人なんて合理的に考えてするものではないのでしょうね。家族の苦しみにも思いを馳せれば、自分を大切にすることは周囲を大切にすることだ、と心から思います。
昨日テレビ番組を制作しているという会社から、突然に電話がありました。「年金分割制度の開始に合わせて熟年離婚を考えている人に出演してもらいたいのだが、依頼者で該当する人がいれば紹介して欲しい」という趣旨。事務所一同、へぇーっと興味津々です。インターネットで検索して当事務所に行き当たったらしいのですが、こんな風に地道に取材先を探してたなんて。具体的なニュース番組名も告げてましたから、真の要請だと思われます。
今年の4月から、離婚しても元配偶者の年金を最大50%まで受け取ることができる「年金分割」制度がスタートするので、今や定着した感のある「熟年離婚」に拍車がかかる!というのです。この制度は昨年の家族法勉強会でもテーマに取り上げましたが、騒がれているほど多額の年金が貰えるわけではなく、「無いよりはマシ」な程度のケースが多いのでは?という印象です。なかなか複雑なシステムなので簡単には説明できませんが、この春頃に出そうかと考えている「ホミック通信」では少し触れたいなと思っています。
果たして熟年離婚は増えるのでしょうか?ちなみにテレビ制作会社の依頼には応えていません。
リーガルサポート大阪支部が今月21日に開催する「親族向け後見人養成講座」が、早くも定員の200名を超える申し込みをいただいていて、今後のお申し込みはお断りするしかないそうです。予算さえあれば、大阪司法書士会館ではなく、もっと収容人数の多い会場を借りることもできるのに・・・と、運営担当委員会一同が残念な気持ちです。
2月に講師を引き受けている、大阪市主催の「後見人等養成講座」も予定人数を大幅に上回る反響があったそうで、昨年「後見人」の文字の入った見出しが新聞に多く出現したことも、関心の高まりに一役買っているのか?と複雑な気持ちでもあります。
昨日は今年初めての家族法勉強会だったので、「離婚調停」についての報告の後、近くの地鶏屋さんで新年会を行いました。昨日の報告者(女性)が、かつて『ザル』と呼ばれていたことを知り、往年の『うわばみ』としては大いに親しみを覚えました。しかしザルさんは、何杯飲もうと穏やかなテンションに変化がなく、これは何枚も上手か?と恐れ入ってしまいました。
何年かぶりで三が日に繁華街に出掛けましたが、まぁ人の多さに面食らいました。みんなお正月が退屈なのかもしれませんね。百貨店の初売り、特に福袋に殺到する買い物客の話題をニュースで観ても、何か間違っていると感じてしまいました。子供の頃は、お店は少なくとも三が日はお休みでしたから、暮れには食べ物を『あーしまった、あれを買っておけば・・・』なんて後悔しないようにやたらに買い込んで、万全の態勢を整えたものです。そういう意味でお正月を迎えることは大層なことでした。でも今や元旦からコンビニとか開いてますもんね。お正月を迎える心構えが全然違います。要は普段通りで全然OKなんです。気持ちも改まり難い、そんな気がします。
新年初めてのブログですから、抱負でも書くのが真っ当というものでしょうが、そういうものを抱きにくくなってきています。短期的目標がなく、抽象的に目指すべきことを継続して持ち続けているからです。こういうのって、年賀状には「猪突猛進」と書いたものの、スピード感とは程遠いですね。強いて言えば、ブログをもう少し頻繁に(決して毎日などと出来ないことは言わない)書き込むこと、にしたいと思います。
今年もよろしくお願いします。