ピアノマンに感涙
6日京セラドームへビリージョエルのコンサートへ行きました。特にファンであるという意識はありませんでしたが(でも家には二枚組みのベストアルバムはある)、何となくポスターに触発されたのです。行きの長堀緑地線は小さな車両が膨張するのでは、と心配になるほどの混雑で、みーんなコンサートへ行く人達でした。さすがドームの収容力!と実感。20代らしき人もいましたが、基本40代で仕事を急いで終えて駆けつけた感じに連帯感を覚えました。
歌もピアノも上手くて、サービス精神も旺盛だったし、期待以上の内容でした。「イノセントマン」がとっても厳かに聴こえて胸を打たれ、「ストレンジャー」はカッコいいの一言に尽き、ラストの「ピアノマン」ではついに頬の涙を拭ってしまいました。でも前の男の人も同じ仕草をしていたんですよ。まぁスタンド席だったのでビリーはマッチ棒にも満たない大きさだったんですけどもね。
家に帰って久しぶりにCDを聴いてみると、年齢を重ねた今の声のほうがずっと奥行きがあって有難みがあったな、と思いました。ライブの良さもあるでしょうが。岐阜のN同業者は、この世のあらゆる楽曲の中で「素顔のままで」が最も好きだそう。なるほど。見直しましたビリージョエル。