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2006年8月

死のロード終了

 ようやく阪神タイガース選手とファンの犠牲の上に開催される夏の高校野球が終わりました。まぁ盛り上がってくれて良かったのですが、虎と竜の差は開く一方で何かやる気がなくなってきました。明日の「ぷっすま」の広澤のコメントも活気がないだろうしって、よく考えたら明日は一日中会社法の研修だった!どうせテレビは見られないのでした。

 藤川と久保田はいつからかなぁ・・・?

 テレビCM放映中のネットでDVDレンタルできるサービスの利用始めました。ジョニーデップくんの作品を次々とリクエストしています。人気作品はやっぱりなかなか回って来ませんが、それは店頭でも同じことでしょうし、便利この上ないことは事実です。ただわたしのように、これまで月に1枚観れば良いほうだった人間にとっては、割安感を感じるのは困難なことかも。リーガルサポートの会議中にパソコンで見たりするのでなければ・・・

夏休みの自由課題

こんにちは、カケイボです。毎日暑くて不眠ぎみです。

先日近所の川でカメを見かけ、「両生類か爬虫類か」を自宅で討論しました。そこから話が広がり「ウーパールーパーは?」という疑問が浮かび、ネットでwikiにて調べたところ、イモリの仲間であることが判明。両生類でした。このwikiなるページ、単語にリンクが貼ってあって、その単語も調べる場合たいへん便利で、事務所でも良く利用しています。そんなこんなで、ついつい両生類についても深く調べていき、有尾目の別名はサンショウウオ目だとか、サイレンというウナギに似た両生類がいることも知りました。やり方がわかれば私にも編集できるとのこと、興味津々ではありますが、自慢できる知識はないため参加できそうにありません。

ちなみに「ウーパールーパー」で検索をかけると、「アホロートル」というページに飛びます。本名は意外と強烈でした。

いわゆる「A級戦犯」

 暗記物を軽んじる傾向があって、歴史の授業は嫌いでした。高校は日本史を欠点ギリギリで卒業しました。原因がわたしの志向だけにあるとは思いませんが、開国以降の日本史、特に昭和史については恥ずかしいほどに何も知りません。「東京裁判」も「東条英機」も単語として聞いたことがある程度です。

 ここ数年、中国や韓国との関係についての報道を見て釈然としない思いを抱いていましたが、知識がないのでわたしなりの考えを持つことも出来ないでいました。書店に表題のマンガ本が平積みされているのを見て、これまでこのシリーズに手を出したことはなかったのですが、第一歩にするには取っ付き易そうで読んでみました。昨日、テレビの中の学者が「逆説的に言えば、国民が色々と考えるようになるきっかけを与えたことは、小泉首相の功績だ」と言ってましたが、まさにわたしはその実例です。

 本の感想は、何と言っても自分が何も知らなさ過ぎることの情けなさ。そして重要な昭和史を時間切れだかなんだか知らないけれど、駆け足で行き過ぎてしまった教育への腹立ちです。この本が、中立・公平な観点で書かれているか否かについては判断はつきませんが、バール判事の件など涙を禁じえませんでした。

夏季休暇

私は明日から15日までお休みをいただき、またもや八ヶ岳に行って来ます。事務所は通常の土日に加えて、14・15日が休業です。台風が行き過ぎてくれたものの、週末は少し雨模様の予報。切れ立った岩の上で足を滑らせないよう、用心深く歩かなくては。

先日、最近よくある駅前の市民サービスセンター前で「ここで評価証明書も取れれば楽だなぁ」と案内板を見ていると、住民票・戸籍謄本などと並んで「独身証明」を発行すると書いてありました!こんな証明書ってあるんですか?この自治体のスペシャルサービス?結婚相談所みたいなところへ登録する際に使うんでしょうか。初めて見て驚きました。どんなものか知るために、自ら取ってみようか知らん。

今日、小学校の同級生から事務所にファクスが送られてきました。当事務所の前のビルの中で働いているって。ずっと年賀状のやり取りをしていたのに、今年「転居先不明」で戻って来たのでどうしたのかと気になっていたのですが、何のことはない、引っ越したことをこちらが見落としていたよう。彼女は彼女で、おつかいで外出して何気なく向かいのビルの看板を見てビックリしたそうです。早速電話してランチの約束を取り付けました。引っ越しで離れる時、洋裁の得意な母が私たち二人に、共布で少しデザイン違いのスカートを縫ってくれてから、何と30年の月日が流れてしまいました。

高齢者虐待と施設不足

東京都の特養で、職員が入所者に性的暴言を吐いた事件が報道されました。かなりショッキングです。潜在的にこのような事例はたくさんあるだろうと想像する一方、本当に頭が下がるほど心のこもったケアをしている介護者も大勢知っています。「いずれ自分も同じ立場になるかもしれない、という視点が欠けている」という指摘をした解説者がいましたが、同感です。

成年後見人には「財産管理事務」と並んで「身上監護事務」が課されていますが、介護事業者から受けているサービスが適切かどうかなどをウォッチすることは、「身上監護」の点で大切な業務です。また、この4月に施行された「高齢者虐待防止法」では、虐待を発見した者に市町村への通報義務を課しています。これまで泣き寝入りで終わっていた事例が顕在化する虞はあります。

先日老健の相談員さんが、「国は在宅介護を理想に掲げているけれど、現実に車椅子で移動できる日本の住宅なんて無いに等しいし、どうしたって世話をする手(多くは女性の)が不可欠なのであり、その負担は想像を絶する」と話しておられ、本当になぁと肯くしかなく、わが国の高齢者福祉の貧しさに思いを致しました。介護が必要な状態にならないことが最善であることは、国民の共通認識と考えて差し支えないでしょうが、介護が必要になってしまったものを、施設不足を隠蔽するが如く「在宅が良い」と謳われても。高齢者ではありませんが、今朝もまた介護者が被介護者を死なせた事件が報道されていました。

ゴールドをめざせ!

先日、3年ぶりに運転免許証の更新に行きました。今は、うっかり失効しないように更新日が誕生日より1ヵ月後まで延長されていて、なにより、安全協会の勧誘が強引でなくなっていたことに驚きでした。以前は、あたかも入会が義務のように言われ(しかも偉そうに)、しぶしぶ入会していた方も多いのではないでしょうか?今は、更新期間は原則5年だそうです。自慢じゃないけど一度もゴールド免許を取得したことのない私としては、必ずや次こそゴールドを手にすべく、安全運転を誓ったのでありました。

先立つ物は、やはりお金

 生活保護費不正受給で、親子が告発されたニュースがありました。先日は、生活保護申請が却下されたことに抗議して自殺した人の報道もありました。生活保護は重要な制度ですが、その実態には矛盾が渦巻いている印象を持っています。生活保護の申請をなさったらいいのに、と思われる方が、「福祉の世話になったらあかん」と歯を食いしばって生活しているかと思えば、「この人は本当に働けないのだろうか」と疑念を持ってしまう人がいるのは事実です。ともかくこの財政難の折、本当に必要な人に行き渡る運用にしなくては制度そのものが崩壊するのではと危惧します。実際、保護費をもらって、こっそりパートで働けば、そこいらの司法書士事務所よりずっと高収入になるでしょう。

 離婚の際に年金分割したら受給額がいくらになるかを、社会保険庁は事前に通知してくれるらしいですね。昨今信用が地に堕ちた感のある社保庁が、いきなり国民に揉み手をしているように見えるのはわたしだけでしょうか?まぁ、そんなことで誤魔化されないですけどね。

 以上二つは、家族関係をメインテーマと標榜する者として、今朝心に留まった報道でした。

その額に流れるものは

こんにちは、カケイボです。随分と長く隠遁生活を送っていました。

暑さゆえ、かく汗の量が非常に多い毎日です。所内でも汗をかきすぎていて、迷惑ではないか気が気ではありません。そのせいか酷く肌が荒れています。先日外出中に歩いていて何気なく額を触ると、手に血がベットリとついてきてギョッとしました。「ブッチャーのように額が割れているのか!?」と思い鏡を取り出すと、額の吹き出物が潰れて多めの血を出していました。結構必死で歩いていて汗をかいていたので、それと混じってしまった模様。すぐさまハンカチで拭いて流血は治まりましたが、気づくまでに何人もの人とすれ違っていたので、「流血しながら歩く不審人物」として見られていなかったか不安です。また今日も「額に汗して」ではなく「額に血して」歩いているかもしれません・・・。

熱射で燃えそう・・・

いよいよ8月突入です。子供の頃は一応楽しい夏休みでしたが、オトナになって服の汗染みや紫外線を気にしなくっちゃいけないので、本当に面倒くさい時節です。ただ、世間の夏休み気分に影響されて、少しウキウキしてしまいます。

テリー同業者と、絶品ビールを飲みにニューミュンヘンへちゃらっと(長尻ではなくの意)行きました。店も商店街もいつもに比べ人気が少なく、「ついに大阪沈没か?」と思ったのですが、考えてみればPL花火の日。・・・だったからなのでしょうか?

流水プールの事故はあまりにも痛ましく、救助活動のシーンを見て苦しくなりました。日常に流される怠惰が、一人分ではなく何人分も積み重なって惹起された事故ではないでしょうか。それにしても、プールサイドの監視員はほとんどが高校生バイトだったそう。人生経験の少ない若者に、人命が懸かる危機管理をしろというのは酷な話です。直接関わった高校生の心情を思うと、辛さが増します。設置者や管理者が、発せられた警鐘を甘く見た結果は甚大過ぎます。

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