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2006年5月

からだギシギシ

 日曜日に1年3ヶ月ぶりにゴルフに行ったら、脇やら肩やらが筋肉痛で動きづらいです。puっちゃんは「翌日痛くなるんだったら、まだ若いですってー」と慰めてくれました。大叩きもしたし、たまにはコースに出ておかないと同伴者にも迷惑ですねー。

 昨日ある会合で信託銀行の方々とお話したのですが、やはりお客様で任意後見契約の関心を示されている方は多いようです。きっと富裕層の方々なのでしょうね。でも関心はあっても、制度を漠然とご存知なだけで、具体的なことは中々情報がないというのが実態のようです。任意後見契約はそれ単独で契約することは稀で、遺言や死後事務と組み合わせてこそその威力を十分に発揮すると思うのですが、まだそこまでの説明はマスコミなどでもなされていないですもんね。

 一方で、物凄い営業力で展開するNPO法人なども全国的には存在するようで、中にはその法人への遺贈を求められるケースもあると仄聞しています。誰をパートナーに選ぶかは、任意後見に限ることではありませんが、慎重を期したいものです。任意後見人に遺贈することは即違法ではありませんが、受任者とご本人との力関係を考えると不適切な場合もあり得ます。

 週末のテレビで、例の橋下弁護士が修正申告について説明していましたね。報道を見た時には「わー、かっこ悪い」と感想を持ったのですが、その後ブログを読んで「なるほど」と頷きました。私たちだって、申告を修正することは十二分にあり得ることですから。それと、所得に関して何度も「この金額から事務所の家賃や事務員の給料を払わなければならないんです」と説明していたのには、よくぞ言ってくれたと膝を打ちました。その昔、某一流不動産会社の営業マンが私の請求書を見て「これでゴルフ行ってるんや」と言ったのを聞いて、呆然としたことを思い出します。その報酬から事務所経費を払わなくちゃいけないし、ましてや私たちには退職金もない。暴利を貪っているかのような表現に反論する気もありませんでした。資格受験の予備校は、売り上げを吹聴して受験生を煽る傾向があるように見受けられますが、あれは誤解の元です。そこから経費を払うんだよー、と教えてあげたい。

電話機のリフレッシュ

ふっと思いついて、ビジネスホンの受話器にリセッシュを吹きかけてみたら、何だかとっても清潔な感じ。なんで、みんなの受話器にもかけて回りました。って全部で三台なんですが。
真似される方は自己責任でお願いしますね。わたしはティッシュで拭き取りました。

一推し台北土産

台北のセブンイレブンで売ってるタロチップス旨いです。しっかりした歯ごたえで。近々行く方があれば買って来て欲しいです。いや、近くで買える店知ってる方教えて下さい。当分忘れられそうにありません。

ハリポタ新刊入手済みですが、なかなか着手できない…一旦表紙を開いてしまうと閉じる自信がないのです。ううっ。ゴールデンウィーク前に出してくれればなぁ。

会計参与

 会社法が施行され、もう頭の中がマグマ状態です。まぁ、カッカと熱くてドロドロしてるイメージです。登記テクニックの詳細は未だ不明なことが多いし、いざ仕事として直面してこそ真剣に考えるので疑問はつきません。

 先日の新聞に、「ある都銀は会計参与を備えた会社に融資条件を優遇する」という記事が載っていました。会計参与とは、会社法で新たに規定された機関で、税理士や会計士(法人も可)でなければなりません。取締役と計算書類を共同作成したり、株主総会で計算書類について説明するのが職務です。顧問税理士だけの立場から比べれば、随分責任が加重されるので、従来の顧問料だけで引き受けてもらうのは難しいと推測されますが、会計参与がどれくらい普及するのか注目されるところです。

はじめまして

司法書士会の配属研修で、3月の間ホミック司法事務所にお世話になっておりましたが、そのまま事務所に居座らせていただくことになりました。これから時々登場しますのでどうぞよろしく。

実務に就くまでは、司法書士の仕事=書類作成というイメージでしたが、以外にも肉体労働(?)などもあることがわかりました。ちなみに先日は、引越し屋さんのような仕事をしていました。司法書士の業務が拡大するにつれ、今までとは異なった種類の仕事も増えてくると思いますが、既存のイメージや思い込みに縛られない、頭の柔らかい司法書士になりたいと思います。

いい調子

甲子園でロッテに連勝とは上り調子で明日を迎えられてラッキーです。というのも、リーガルの仲間で大スクリーン付きビアガーデンに行くから。ただ福岡ドームの放映が果たしてあるのか、それが気がかり…

木の実ナナ成年後見を語る

夕べ何気なく付けたテレビドラマで、何の役かは分からないけど木の実ナナが中山忍相手に「成年後見っていう制度があってね…」と説明していた。どんな形でもいい、もっと普及してくれたら…、切実に願います。

心にもない綺麗ごとを言うべからず

 岩泉寺というひっそりとしたただずまいのお寺へ行きました。お堂の中に「十戒」が掲げられていたのですが、「物を盗ってはならない」「悪口は言うな」「ふしだらなことをしてはならない」などの中に「心にもない綺麗ごとを言ってはならない」という戒めがあって、友人と「これには自信あるわー」と笑い合いました。お上手を言おうとすると口がムズムズするのは持って生まれた性癖と思っていましたが、人として正しいことだったのかと自信を得ました。

 一ヶ月ぶりに六甲にも登りましたが、「ミツバツツジ」という赤紫の濃淡の小さなツツジがそこここに咲き誇っていました。日頃街中で見かける花は、どれも人に見られるために咲いて(咲かされて?)いるけど、山の中の花はわたし達の視線なんて関係なく自分のために普通に咲いていて、あんなに綺麗だということに改めて驚きます。誰も見てないそんな茂みの奥で華やかに咲いたって、とけちくさい事を思ってしまいますけど。

 

契約能力

不動産の売買での売り主の意思確認は、司法書士の立場では最重要要素です。最近、ご高齢のためか、売買の契約能力が充分と断言することが躊躇われる売り主にお会いしました。
予定通り売買を成立させたところで、後日紛争が起こる可能性は限りなくゼロに近いとは思いましたが、法律的に正しく振る舞うのが、自分をそして依頼人を守る術と信じて、このままでは所有権移転登記できないと判断しました。幸い関係者の皆さんにご理解いただきましたが、予定を覆すというのはなかなか精神的にしんどいものです。

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