春の夜長

 平成19年購入の液晶テレビが事切れてしまい、寝ている時間以外はずっとテレビを付けている身としては、夜が長くって仕方ありません。一年ほど前から、画面が硬直したり、突然電源を落としたと思ったら自分で再起動したりで、寿命だったと諦めはすぐついて、有機ELテレビを奮発しました。納品を待っているところです。でもそれまで3週間!テレビのない暮らしに慣れてしまうかも知れません・・・

 同様に、ここんとこうるさかった電子レンジも動かなくなって、こちらは低位機種を新調しました。これでようやく冷凍ご飯が食べられます。

 そんなこんなをしていたら、わたし自身が、これまで当たったことのない鯖に当たってしまい、夜中に目覚めてうんうん唸るは、全身蕁麻疹で痒くって仕方ないわ、参りました。

 色んなものがダウンしています・・・

 明日を待つ つぼみや健気 三月尽

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ショックなことー

 ショックなことー。

 家に帰って、モワッと温かいので、デロンギヒーターに手をやると、スイッチが入ったままになってたことー。

 いつからなんだろ?今月の電気代が心配・・・

 今日は、リーガルサポートの研修で、相談のロールプレイを行ないました。判断能力が低下して万引きを繰り返している高齢女性、警察から度々呼び出されている姪、姪が相談した地域包括支援センター職員、そして高齢女性に成年後見制度を利用したらどうなるか説明するために派遣された司法書士の役柄を分担して、自宅への訪問時からお芝居(小芝居?)が始まりました。

 わたしは高齢女性役で、自由に振る舞えて楽ちんでしたが、「花子さん(役名)のためにみんな集まってるんですよ」などと口々に言われると、圧迫感を感じてしまい、反撃する能力はないので心を閉ざすしかない、という心境になりました。「みんな味方ですよ」と伝えたくて、わたしもそのような台詞を言うことがありますが、必ずしも伝わるわけではないんだと気づくことができました。

 また、姪がいてくれたので気を張らなくて済みましたが、これが、初対面や1、2度会ったことがあるだけの人ばかりであれば、緊張感であまり自分のことを話せなかっただろうな、と思います。有効な面接を成立させるには、ご本人が気を許せる人の同席は不可欠だとつくづく判りました。

 同じ設定であっても、それぞれの役を誰が演じるかで展開は千差万別だろうし、繰り返しやってみても面白そうです。

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ゴカイ

 当事務所は、9階建てビルの9階に居を構えています。脚を鍛え、カロリー消費のために、一日一度、1階から階段を上がるのを目標にしていたのですが、あまり事務所にいないことが増えていつの間にかその習慣を忘れていました。

 昨日、本当に久しぶりに階段で上がってみたところ、「そろそろ5階かな」と思って壁の表示を見たら、もう7階!わたしの脚の筋肉と心肺機能も捨てたもんじゃない、と安心しました。

 ところが、今日もお弁当を買いに出た帰りに階段を使ったら、「もう7階かな」と思ったのに、まだ5階。脚力への自信は誤解だったようです。がっかり。ちゃんちゃん。

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逃げる二月

 「ノッティングヒルの恋人」の終盤に、人真似をする日本人の姿で笑いをとるシーンがあって、苦笑してしまいました。「どう振る舞っていいか判らないときは、何かと人の振り見ながら、やり過ごしてるんですよ、悪かったわね」って感じですね。

 今日は「リリーのすべて」も観ました。世界で初めて性転換手術を受けた人物とその妻の物語です。夫を失うのに、夫が女性になるための手助けをするなんて、これぞ本物の愛やん!と胸を打たれました。

 土の春 川縁の枝 ほのあかく

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仮想通貨1万円分プレゼント!だって

 日曜日の昼下がりに、滅多に鳴らない自宅の固定電話の呼び出し音がしました。お喋りを楽しもうという女友達かと思って出たら、自動アナウンスの声が始まりました。

 「仮想通貨なんとか協会です。最後までアンケートにお答え頂いたら、仮想通貨一万円分を差し上げます」とのこと。胡散臭さで鼻が曲がりそうでしたが、社会勉強なので聞いてみることに。

 「ビットコインが昨年20倍値上がりしたことをご存じですか。ご存じなら『7』を押して下さい」ということなので、もちろん『7』を押します。

 「仮想通貨のなんとかは新規株式公開と同じだと知っていますか」「7」

 「仮想通貨に投資してみようと思いますか」「7」

 「最後までお答え頂き有り難うございました。一万円分の仮想通貨をプレゼントします。その方法についての説明は、お電話をご希望ですか、郵送をご希望ですか、必要ありませんか」と聞いてきました。なるほど、こうやって「カモ」の連絡先をゲットするんですね。まとわりつかれるのが鬱陶しいので、ここで「必要ありません」を選択しました。でも更なる探究心で、どんな書類を送ってくるのか、郵便でも送らせてみるべきだったでしょうか。きっと、一万円分の仮想通貨を貰うために、お金を振込んだりしなくっちゃいけないんでしょうねぇ。違うのかな?

 皆さん、「タダほど高い物はない」を毎朝3回唱えましょう。

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診断書の怪

  数年前に任意後見契約を締結した方が、しばらく前からキャッシュカードの暗証番号を忘れたり、しょうがないので銀行の窓口でお金を下ろそうとすると印鑑が違っていたり、通帳もあるはずの引き出しになかったりで、そろそろ効力を発生させましょうということになりました。

 任意後見監督人選任申立です。

 そのためには、家庭裁判所で定められた様式で「診断書」を医師に作成して貰う必要があります。初診で精神科を受診したところ、長谷川式スケールで23点あり、認知症だとしても軽度と思われましたが、画像診断などから「成年後見相当」との意見が出されました。もしかしたら医師は、今回の申立が「任意後見監督人選任申立」と知って、本人の行為能力制限がないことを理解していたのでしょうか。これまでの経験では、精神科の医師は、どちらか迷うような場合には「後見」よりも「保佐」、「保佐」よりも「補助」を選ぶような気がしており、それは、成年後見制度が本人の権利を制限するネガティブな面に注目している(従前の禁治産制度のイメージが強く残っている)からだろうと思っていたので、そんな風に推測しました。

 「怪」は大げさかも知れませんが、医師が作成する診断書のばらつきには、困惑することがあります。もちろん専門職ですから、個々の医師の独立した診断があるのは当然のことですが・・・しかし、同じ患者でも、医師によって大きく異なる診断結果がなされたことがあるのです。

 成年後見制度利用促進の議論においても、診断書のあり方については一つの課題として認識はされていますが、どうなることやら。お医者さんたちに、成年後見制度用の診断書作成について、一定程度の共通認識を持って貰う手立てが取れないのなら(研修とか絶対無理でしょうしね)、生活上の実際を家庭裁判所に伝えるソーシャルレポートのようなものを診断書に代えないと、利用促進は図れないと思ってます。「診断書を取る」というプロセスが障害となることが多いのです。

 そんな簡便に成年後見制度の利用を開始していいものか?という疑問も当然でてくると思います。制度そのものを、もっと柔軟で、誤解を恐れずに言えば気軽に使えるものに変えることも同時に検討すべきです。今、全国で進めようとされている「促進計画」はそこまで踏み込んだものではないですが・・・ 

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短いですが。

 特に好きなわけではありませんでしたが、年下の有賀さつきさんが亡くなったことに衝撃を受けました。

 一人で旅立ちの準備をする張りつめた気持ちを想像してしまいます。

 さて、ブログ更新のリクエストに応えて。

 冬暁 亡き人たちに 起こされて

 

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日本の果物

 朝から目を疑いました!

 観光バスの駐車場前にある屋台の果物屋さん。シャインマスカット一房の値札に「7500円」とありました。ええっ、百貨店でももう少しは安く手に入るのでは?いつ仕入れたか分からないし、保管状態も???の代物にこの金額を出しちゃうのかな?少し足を伸ばしてデパ地下まで行った方がいいですよ、と声を掛けたくなりますね。

 ツーリストの皆さんは日本は物価が高いと刷り込まれて来日しているから、少々ギョッとする値段でも、「余程美味しいんやな」とか「せっかく来たんやし試しに買ってみよか」とかいう気持ちになるんでしょうか。 

 大体、露天では小銭で買えるような「気さくな」ものを扱ってるんじゃないの? 7500円って、一万円札を出さなきゃならないじゃないですか!これもインバウンドの効果なのか、時代は変わったのかなぁとも思いました。

 確かにわたしも旅先ではご多分に漏れず財布のひもが緩くなります。帰国して後悔したことは数知れず。香港でオーダーメイドして後日送ってきた靴は一度も履くことなくサヨナラしたことを思い出します。お上りさん以外の何者でもありません。

 シャインマスカット。余りにも美味しいですが、買ってもお土産に持ち帰ることもできないだろうに・・・ それに絶対デパ地下で買った方が美味しいって。

 などと思いながらも一句は浮かばず・・・

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結果オーライ

 ゆらゆらと 葉桜まぶし 昼下がり

 これはちょっと前に詠んだ句です。記録のためにアップ! 

 判断能力が不十分な人が、周囲の支援者から、自分が置かれた状況などの情報を理解できるように知らせてもらいながら、自分自身のことについて自分で決定できるようにすることを「意思決定支援」と言います。権利擁護の世界では、しばらく前から頻繁に語られている言葉です。

 介護付有料老人ホームに入所している高齢女性が、脚が弱くなってしばしば転倒するようになって、施設からは介護居室への移動を薦められていたのですが、従来の一般居室で暮らすことを希望していて、でも現実にはなかなか難しく介護居室で仮の暮らしを始めたところ、細っていた食欲が戻って顔もふっくらし、表情も柔和になって、拒絶反応があった介護居室へ正式に移動する決心がついた、ということがありました。

 意思決定支援の考え方からすれば、ご本人が一般居室を希望しているのですから、その実現のために努力すべきで、介護居室を結局受け入れたという「結果オーライ」は褒められないということになるのかも知れませんが、体験してみないとその良さが分からないということは、判断能力の有無にかかわらずあることだと思っています。

 試行と推奨の差って、難しいですね。

 

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老後の趣味

 耳鳴りか? つかの間生きる 蝉だった

 朝ウォーク 汗ににじんだ 百日紅

 同業者には良い趣味を持っている人が沢山います。

 奥さんとのツーリング、カメラ収集と写真、歌舞伎・文楽などなど。引き籠もりのゲーム好きもいますけど。

 羨ましがっているばかりでなく、わたしも以前から老後の趣味と決めている、俳句作りを始めよう♪ 思い立って、駄作もブログに上げてみることに。これも同業者をお手本にしたのですが。

 そう決めただけで心が弾みました。

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噂に聞いてはいたけれど

 亡くなった方の相続財産を解約したり現金化する手続きを、相続人の皆さん全員からのご依頼で行うことがあります。相続人が、高齢の方ばかりだったり、それぞれに疎遠で連絡が取りにくかったりする場合に、重宝がられます。

 今も、関西と関東に暮らす二人の高齢の方が相続人の事案について、銀行預金の解約などを行っていますが、その手続きをすべき財産の中にかんぽ生命の保険がありました。同業者から、「かんぽ生命は自分のところのルールばかり持ち出して、かなり面倒くさい。腹が立ってくる」と聞いていたのですが、確かに、他の保険会社では何ら問題ないことでも、ダメ出しをしてきます。

 ミセス家計簿は、「かんぽ生命に入ってたら、相続人に迷惑かけますね」と嘆いていました。まぁ、不正な手続きを許さないのは当然ですが、ある程度は現実的な対応をお願いしたいものですね。他所の保険会社で通じていることを受け入れないのは、払い渋りのように感じられます。

 新聞の投書欄に、司法書士が成年後見監督人に選任されて、年間10数万円の報酬を請求されたという話が掲載されていました。それを読んで、激しく同意した人が全国には数多くいたことでしょう。支払う側からすれば、「監督人をつけてなんて頼んでもないのに」と思ったとしても不思議ではありません。

 監督人に選任された専門職の立場で言えば、法律に定められた監督人としての注意義務を果たし、後見人の不適切な事務を見逃すことがないようにと、結構神経を使っているのです。監督人より、自分で後見事務をする方がずっと楽だというのは、割合に多い意見なんです。もちろん、報酬額は家庭裁判所が決定するもので、わたしたちが希望を出すわけでもありません。

 不正防止と、投書のような不満解消の両立を図るには、後見制度支援信託のような家裁の許可がないと引き出しできない金融商品の更なる開発なのかな、とつくづく思います。「使いやすい制度に」「使ってよかったと思える制度に」を実現させないと、利用促進には結び付きませんね。

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向日葵の花束

 清々しい気持ちで、2017年下半期に突入しました。まずは、荒れ放題だった家の中の片づけをして、出しっぱなしのあれやこれやを、あるべき場所に戻しました。雑多なものが視界から消えるだけで気分が変わりますね。まだ棚の上のほこりにまで手は回っていないし、網戸が汚いのが気になっていますが、ぼちぼち着手したいと思っています。
 それと言うのも、6年間続けてきたリーガルサポートの役員を任期満了退任して、心と時間に余裕ができたからなんです。
 
 今日は、向日葵をメインにしたフラワーアレンジメントをいただきました。リーガルサポートの女性会員から、退任祝いのようです。わたしなりに精力を注いで役目を果たす努力をしたので、このように労ってもらえると嬉しいものです。ありがたいです。
 
 その昔「ひまわり娘」という歌がありましたが、今でもときどきカラオケで歌います。ヒマワリって前向きになれる花ですよね。いただいた花たちは、事務所の打ち合わせ机の上で、未来を見つめています。

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何かと思えば

 NHKで、錦織対マレーの試合を観ていたら「ニュース速報」が流れたので、テニス以外の競技で誰かがメダルでも取ったかと思いきや、SMAP解散だと。

 公共放送で急いで知らせないといけないことなのかな?疑問。興味がないわけじゃないけどさ。

 しかし、この件では改めて、テレビとかに出ている芸能人って、その人の力だけで仕事が多くなったりするのではないと分かりましたね。マネジャーの営業努力や、事務所の影響力の占める部分のほうが大きそうです。司法書士の仕事、特に登記などは、誰がやっても結果は同じ。引き立ててくれる人やネームバリューによって、仕事が増えたりするのは当然のことと思えますが、芸能人って一人一人の個性を買われる仕事のはずだから、その個性が高価値であると認定されたなら、事務所がどこでも違いなど出ないような気がするのに。

 念のため説明しておきますが、誰がやっても同じ結果が出る登記の仕事も、報酬は司法書士ごとに異なりますし、結果に至るプロセスがどの程度洗練されているかとか、登記結果の周辺知識の充実具合など、もちろん個人差は生じ得ます。

 それにしても、どうせ解散するなら、すぐした方が楽そうです。今や5人で仕事するのも気まずいでしょにねぇ。

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暮らしに起こること

 成年後見人をしていると、本当に種々雑多な仕事をすることになります。なぜなら、人生に起こりうることは全て、本人に代わって成年後見人が対処すべきことになりうるからです。

 で、この一週間は色々ありました。

 エアコンが壊れたので、生死に関わるかも知れず、急きょ付替え。窓の桟の下に出来上がっていたあしなが蜂の巣の駆除。寝室をイタチが走り去るので、捕獲。空き家の裏口の戸が壊れて物騒なので、修理。

 もちろん、いずれも自分の手で対応したのではなく、「手配」をしたものです。しかし、エアコンを買ったことはあるので悩みはしませんが、それ以外は、自分の暮らしで経験したことがないので、どこで手配したら良いかもわからず調べるところから始めなくてなりません。

 実は、後見業務って、こうしたことの積み重ねです。

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おんなとおとこ

 東京都民ではないし、大阪ではずっと以前に太田房江知事が誕生していたのですが、小池百合子東京都知事誕生には感慨を覚えてしまいました。これまで、小池氏のことなど考えたこともなかったのに。

 全てがうまくなど行かないでしょうが、今の日本の女性の代表みたいなもんですから、個性を失わずに頑張ってほしいと、素直に思います。

 2か月ほど前に、同業者とのお酒の席で訴えたのですが、男性の中には、「女性に指示・意見などされたくない」という意識がこびりついている人がいると感じています。また、そうした男性は、自分の中にそんな意識があるなんて、思ってもいないのだろうと見受けられることも特徴です。

 まぁ、本当のところは分かりっこないわけですが、女性の上司というものに、世の男性が慣れるにはまだ一定の時間が必要なんだろうな、と思っています。でも小池さんが、その時間を短縮するのかも知れません。

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